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恋する妻が母になって(裸のふみ)
第2章 初体験
「いつ…エッチしたの?」
「エッチ?その夜…」
その夜もお店は普段と変わらず、夜8時に閉店しました。店長もいつもと変わらず、優しいお父さんでした。後片付けはスムーズで、8時半頃には完全に仕事が終わっていました。

「店長、昨日は遅くなってごめんねって…お菓子をくれたの」
「お菓子?」
「うん、お母さんに持って帰ってって」
前夜は結局、10時を回っていました。パン屋から郁の家までは、歩いて20分くらいの場所です。いつもは8時半過ぎには片づけは終わり、郁は9時には家に着いていました。

店長はそのチェーン店に若くして入り、その頃はいくつかの店舗を統括する偉い人でした。しかし郁の働く店は、本来の店長が病欠になり代理店長がいました。ただその人はまだ新米で、それで偉い人が臨時で店長をしていました。郁はそれを知りませんでした。

「店長、ホントはエリアの偉い人だった」
「臨時店長?」
「そう…その日が最後、月末で次の日から病欠のホントの店長が復職」
郁はそれを仕事が終わってから知りました。店長はみんな知っているものと思い、何気なく郁に別れの挨拶をしました。

「いきなり、今までありがとうって」
「郁は…どうしたの?」
「泣いちゃった…だって高校生の子供だもん!」
茶目っ気な顔でウインクすると、郁がおどけて言いました。しかし高校生の郁は45才のオジサンに処女を捧げ、10代の身体を好きにさせていました。
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