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1995 Winter 初体験の女
第2章 触れたら最後、日本全土がハルマゲドン!
そんな姿でベッドの上に身体を丸めて寝ている美濃里。

起きた気配はあったし、服も脱いでいる。

どういうこと?それが俺の感想だった。

まるで誘うような姿。

それとも、自分の部屋にいる感覚なのか?

このアパートは同僚の部屋も含めて同じ間取りの様だった。

とすると、一階と二階の差はあっても間取りは同じなのだろう。

しかし、家具の配置は違うはず…。

それとも、まだ、酔いが醒めていないから、判断できないのか。

アルコールの分解酵素のない俺は、アルコールを摂取するとどれくらいで、アルコールの影響がなくなるのか、定かには知らなかった。

美濃里の様子を見る限り、普通に寝ている感じだった。

エアコンが効いていて、温かい室内で、この格好はちょうどと言えばそうかもしれなかった。

俺も、リラックスウエアだった。

透け感のあるベージュのキャミソールと、同じ布地らしい同色のペチコート。

同色のブラジャーにショーツ。

地味なベージュ一色。美濃里の地味な性格がそこに滲み出ている感じがした。

ただ、離れて見ると、肌の色に近いベージュ一色だと、全裸のように見えた。

ある意味、刺激的な感じ。

浮き気味のブラジャーが下着をつけていることを主張はしていたけど、肌に近い色の地味な下着が妙にセクシーに感じたのは間違いなかった。

あまり見ていると、欲情してしまいそうだった。目が覚めて、俺の股間がこんな風だとヤバい、そう思った俺は、もう一度、玄関から外に出た。

隼田と青山の車はなかった。

というより、残っているのは、俺のアコードワゴンだけだった。

午前零時を過ぎて、すでに12月30日。

帰省で、このアパートには、もしかしたら、俺と美濃里しかいないのかもしれない…。そんな感じだった。

12戸のアパート。12台分の駐車場。いつも12台全部が利用されていた。そのうち10台がなかった。

12-10=2

2ということは、俺と美濃里だけが残っているということ。赤いカプチーノは美濃里の車だと、この日に初めて知った。

俺は部屋に戻り、寝ている美濃里を見た。

男の部屋で、こんな姿で寝ていて、何かあったとして、過失割合はどうなるのだろう?車を見ていたからか、そんなことを考えた。
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