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1995 Winter 初体験の女
第2章 触れたら最後、日本全土がハルマゲドン!
俺の頭の中で、天使と悪魔が戦っていたということはないが、少なからず葛藤はあった。

男の部屋でブラジャーとショーツ、キャミソールとペチコートだけで、寝ていれば、誘っていると解釈されても仕方がないだろう。

いやいや、連れ込んだのは俺だ…。

美濃里が訪ねてきたのならまだしも、酔っている美濃里を理由はともかく、俺が担いで部屋に入れた以上、美濃里の過失は酔っ払ったことだけだ…。

俺が童貞でオタクで安全だと思ったから俺を選んだのだろう…。

その信頼に応えないでどうする?

いやいや、童貞でオタクだから安全って、舐められているだけじゃないのか?

男としてそれでいいのか!ガツンと男を舐めるな!と示さないと…。

示すって…ヤルしかない。ヤルしか!

って、できるのか?

そうだ。俺は所詮、童貞だ。経験がない。できるはずがない。

そもそも、どうすればできる?

折角のチャンスだ…。チャンスなのか…。単なるリスクじゃないのか。

そうだ。バレない程度に…。

所詮、俺にできるのはこれくらいだった。バレない程度に触ることだった。

寝ている美濃里の横に座った。手には濡れタオル。

思いついたのは、嘔吐して汚れていたから拭いていたという言い訳…。

我ながら、本当に小心者だと呆れたが、それしか思いつかなかったのだから、仕方がなかった。

手のひらから腕、二の腕を拭いていった。起きないか気を配りながら、ドキドキしながら拭いていった。

足も指先から拭いてふくらはぎを拭いて、太ももを拭き、内ももを拭いていった。

ペチコートをめくって拭いた。

ショーツのクロッチやフロントが見えた。

陰毛がはみ出ているようなことはなかった。

というより、ムダ毛がないカラダだった。

腕も足も、毛がなかった。綺麗な肌だった。

腋にも毛がなかった。

全身脱毛でもしているのか…。それとも元々無毛なのか…。

キャミソールをめくると、ヘソや腹部を拭いていった。

美濃里は寝息を立てて気持ち良さそうに寝ていた。

レースもない。可愛らしいとは言えないシンプルデザインのブラジャーとショーツ。

セクシーさはないはず。

でも、初めて女性の下着姿を見る俺には、刺激的だった。
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