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1995 Winter 俺の初体験の相手は32歳
第4章 I've fallen in love.
まさか、こんな笑顔が隠れていたなんて…。ギャップが凄い…。引き込まれてしまう…。

そこまで来て、あることを思い出した…。そう、臭う。。。

なにが?

それは、スペルマのニオイ…。そして、潮のニオイ…。

俺がぶちまけて、美濃里の胸から顔に掛けてしまったスペルマ。

その前に、俺が刺激を与えて、俺に美濃里が噴き掛けた潮…。

そのニオイが部屋中に蔓延してきていた…。

「前野さん。シャワーを浴びませんか?」

ここは、レディファーストだ。俺は美濃里に声を掛けた。

「そうね。ニオイが…。帰るわ…」

天然なのか?帰るって、このまま服を着たら…。まさか、裸で帰る?

「その格好で外に出るつもりですか?」

思わず、尋ねた。

「あっ…」

視線を自分に落として、ほぼ全裸であることを改めて確認した美濃里…。

「そこの浴室を使ってください」

意外に天然ボケだと思いながら、俺が話すと、頷いた美濃里。

「佐久間くんも、あれだから一緒に…」

たしかに、スペルマまみれの美濃里だけど、俺も、潮まみれだった…。とはいえ…。尻込みした俺に、

「今更、恥ずかしいの?」

と、クスッと笑う美濃里。たしかに、今更…。ほぼ全裸で向き合い、しかも、スペルマまみれと、潮まみれ…。俺が頷くと、さきに立ち上がっていた美濃里が手を俺に差し伸べた。

目の前に、美濃里の陰部が…。やはり毛が無い…。というか、どこも毛が無い…。

「何を見ているの?」

手を掴んだのに立とうとしない俺に、美濃里が首を傾げながら、話しかけてきた。

「どこも毛がない」

俺が話すと、

「うん。大丈夫よ。すんなりと入ったから怪我はないわ」

と、微笑む美濃里。完全に意味を取り違えていた…。しかも、結構、ベタな間違い方…。

「よかった」

俺は、何事もなかったかのように立ち上がった。単身者向けのアパートのバスルームに調光などという洒落たものはない。明るいバスルーム。

とりあえず、追い焚きはしたが、時間がかかる。シャワーだけでもと、一緒にバスルームに入ったけど、追い焚きが優先なのか、シャワーの水量が少なくて、美濃里が洗い流して、俺も洗い流したが、身体が温まるには程遠い。

湯船のお湯は、俺が入ってから時間が起ちすぎて、冬ということもあって、水に戻っていた…。
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