この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
1995 Winter 俺の初体験の相手は32歳
第4章 I've fallen in love.
「そうね。ワンコも先祖はオオカミだものね。営業課って、ハスキーみたいな人が多いわね。そう、ワンコの癖に、オオカミぶりたいみたいな」

と、言って笑う美濃里…。

いや、ぶりたいのではなくて、オオカミです。

先輩たちは、ハスキーではない…はず。

「オオカミではないのですか?」

俺が尋ねると、美濃里は、

「オオカミよ。でも、普段からオオカミぶっていて、意外性がないわ。佐久間くんって、我が道を行く感じで、天邪鬼っていうか、柴犬タイプかしら、やるときはオオカミになれるっていう感じの」

と、俺の顔を見ながら話す美濃里…。話の筋が見えなかった…。柴犬タイプ?

「そろそろ熱くなってきたわ」

指を湯船のお湯に浸していた美濃里が、オオカミの話から現実的な話に戻した。俺も、手を入れてみた…。たしかに適温。

「一緒に入ろ」

美濃里が言いながら、先に入った。そして、

「こっち、こっち」

と、一段高くなっているところを指さした。俺は、言われるままにそこに座った…。

「結構、大きいのね」

真顔で、俺の男根を眺めながら話した美濃里…。どう答えればいい???考えていると、

「勃起したら、もっと大きくなるのよね」

と、俺の顔を見る美濃里…。

「気になる?」

俺が尋ねると、

「女だからね。男性が、女性の胸の大きさが気になるのと同じよ」

と、答えた美濃里…。たしかにそうなのかもしれないけど、明け透けに言われることには抵抗があった…。

「小さくてもダメで、大きすぎてもダメというのも同じかも。適度な大きさってあるじゃない?」

俺の抵抗感など意に介さずに話し続けた美濃里…。

「行方不明の戸籍上の夫は、大きすぎて痛いだけだったわ。佐久間くんのは、適度な大きさなのよ」

さらっと、俺を傷つける美濃里…。

二人しか男を知らない美濃里…。そして、その二人の内の…。小さい方が俺…。

『適度な大きさ』は、この場合、誉め言葉なのだろうか…。悩ましい…。

そんなことを考えていた俺の顔を湯船で見ながら、

「あとでさ、コンドーム、買いに行かない。サークルKに売っていると思うの」

と、真顔で話し始めた美濃里…。

「やる気満々って感じですか?」

と、俺が尋ねると、

「さっきみたいにやる気満々で襲ってよ」

と、言い出した美濃里…。
/96ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ