この作品は18歳未満閲覧禁止です
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忘年会の想い出-初体験の女・美濃里
第1章 宴もたけなわでございますが・・・
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この日、俺が美濃里を乗せたのは、当時、新車で買ったばかりのアコードワゴン。
15分ほどで単身者向けのアパートに着いた。
建物のサイドに書かれたアパートの名前が見えた。
「ハッピーライフⅡ」
という名前。
仕事に追われていて、ハッピーライフだと思ったことは、この八カ月、一度もなかったアパート生活。
「着きましたよ」
俺が声を掛けても返事がない。
振り向くと、後部座席に横になって寝ている美濃里がいた。
冬ということもあって、コートを着ているからか、それをまるで毛布代わりにして寝ていた。
「起きてください」
俺は、早く家に帰って、ゲームがしたかった。
なのに、反応のない美濃里。
イラっとして、寝ている美濃里の頬を中指を弾いた。
それでも起きなかった。
今度は身体を揺さぶりながら、
「前野さん、起きてください」
と、名前を呼びながら起こしたが、反応がない。
息はしている。だから、生きているはず。
鼻を摘まんだ。やっと、反応した。そこで、
「前野さん」
と、呼ぶと、やっと目を開けた美濃里。
「着きましたよ」
と、話すと、
「ごめん。寝ていたみたい」
と、間違いなく爆睡だったのに、寝ていたみたいとか、寝惚けたことを話す美濃里。
起き上がって、車を降りた美濃里。
俺は車を自分の決められたマスにとめた。そして、自分の部屋に入ろうとして、ふと見ると、二階に上がる階段に座っている人影。
美濃里…。
さすがに、気温が一桁なのはわかっていた。
それに山からの風が吹き下ろしていた。
放って置けば風邪をひくのはわかっていた。
でも、放って置こう。そこまで世話をする義理はないと、俺は自分の部屋に入った。
コートをハンガーに掛け、スーツを脱いで、エアコンのリモコンを操作して、ルームウエアに着替えた。
風呂のお湯張りをリモコンで操作して、リビングのテレビの電源を入れて、プレイステーションの電源を入れた。
さ、新作のロールプレイングゲームをするぞ!と、気合を入れて、主人公の名前を決め、ゲームを始めた。
「お湯張りができました」
音声が流れた。
朝から、年末年始の挨拶回りで、夕方から先輩や上司と忘年会。気を遣うことの連続で、最後には、美濃里という他部署の先輩に気を遣って疲れていた。
15分ほどで単身者向けのアパートに着いた。
建物のサイドに書かれたアパートの名前が見えた。
「ハッピーライフⅡ」
という名前。
仕事に追われていて、ハッピーライフだと思ったことは、この八カ月、一度もなかったアパート生活。
「着きましたよ」
俺が声を掛けても返事がない。
振り向くと、後部座席に横になって寝ている美濃里がいた。
冬ということもあって、コートを着ているからか、それをまるで毛布代わりにして寝ていた。
「起きてください」
俺は、早く家に帰って、ゲームがしたかった。
なのに、反応のない美濃里。
イラっとして、寝ている美濃里の頬を中指を弾いた。
それでも起きなかった。
今度は身体を揺さぶりながら、
「前野さん、起きてください」
と、名前を呼びながら起こしたが、反応がない。
息はしている。だから、生きているはず。
鼻を摘まんだ。やっと、反応した。そこで、
「前野さん」
と、呼ぶと、やっと目を開けた美濃里。
「着きましたよ」
と、話すと、
「ごめん。寝ていたみたい」
と、間違いなく爆睡だったのに、寝ていたみたいとか、寝惚けたことを話す美濃里。
起き上がって、車を降りた美濃里。
俺は車を自分の決められたマスにとめた。そして、自分の部屋に入ろうとして、ふと見ると、二階に上がる階段に座っている人影。
美濃里…。
さすがに、気温が一桁なのはわかっていた。
それに山からの風が吹き下ろしていた。
放って置けば風邪をひくのはわかっていた。
でも、放って置こう。そこまで世話をする義理はないと、俺は自分の部屋に入った。
コートをハンガーに掛け、スーツを脱いで、エアコンのリモコンを操作して、ルームウエアに着替えた。
風呂のお湯張りをリモコンで操作して、リビングのテレビの電源を入れて、プレイステーションの電源を入れた。
さ、新作のロールプレイングゲームをするぞ!と、気合を入れて、主人公の名前を決め、ゲームを始めた。
「お湯張りができました」
音声が流れた。
朝から、年末年始の挨拶回りで、夕方から先輩や上司と忘年会。気を遣うことの連続で、最後には、美濃里という他部署の先輩に気を遣って疲れていた。
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