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忘年会の想い出-初体験の女・美濃里
第1章 宴もたけなわでございますが・・・
手早く脱ぐと、俺は湯船に浸かった。

「生き返る」

呟きながら、湯船のなかで歯を磨き、程よく温もった身体で、湯船から上がると、こちらも程よく汗が出て皮脂が浮いた頭をシャンプーで洗い、流した。

そのまま身体も洗い、もう一度、湯船に浸かった。

人心地ついて、それから、俺はゲームの続きをしようと、浴室を後にした。

新しい下着を身に着けて、ルームウエアを着て、冷蔵庫のアイスコーヒーを取り出して飲んだ。

「あ、また、歯を磨ないといけないな」

独り言。ふと、美濃里が気になった。まさかとは思うが、まだ、階段に座っているとは思えないが…。

玄関のドアを開いて廊下の先にある階段を見た。人影…。

「おい…」

思わず声が出てしまった。もう30分以上、いや小一時間は経っていた。

「マジか、風邪ひくぞ」

そう言いながら、俺はルームウエアの上にコートを着て、部屋を出た。

「前野さん」

声を掛けた。寝ていた。

「起きてください」

何度、この言葉を、この女に掛けないといけないのか…。

それが俺の本音だった。

「風邪、引きますよ」

俺は、座って寝ている美濃里の前に立って、声を掛けた。

反応がない。

寝息だけが聞こえる。身体を揺さぶっても起きない。

頬を引っ張っても起きない。デコピンをしても起きない。

完全に爆睡している…。

担いで二階に上げるか…。

座っている美濃里の腋に頭を突っ込んで担ぎ上げようとしたが、意外に重い。

「クソ、このデブが…」

それが本音だった。何とか担ぎ上げたが、重い。

階段なんて登れない…。それに、部屋番号がわからない。

かと言って、ここで寝かしておくわけにもいかない…。

どうする???

考えても、仕方がない。

とりあえず、俺の部屋に入れるしかない…。

いや、同期を頼るべきだと判断して、俺は、美濃里を下して、同期の部屋のインターフォンのチャイムを押した。左右の両方の同期のチャイムを押したが、出てこない。

二次会に行って、そのまま、風俗に遊びに行ったか…。

万策尽きた。

そんな気分で、俺は、美濃里を担ぎ上げて、俺の部屋に入れた。エアコンが効いているリビングに下ろした。
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