この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
1995 Winter 俺の初体験の相手は32歳
第6章 そして、伝説へ
アパートへ戻ってきた…。

アパートの駐車場には、俺のアコードワゴンと、美濃里のカプチーノの二台だけ…。

俺たち二人しかいないアパート『ハッピーライフⅡ』。

「やっとアパートの名前がしっくり来たわ」

美濃里がほほ笑んだ。

「わたしと佐久間くんの二人のハッピーライフ…ということね」

俺に話しかけて、目を閉じる美濃里。迷わず、俺は、美濃里の唇に、唇を重ねた。

甘い…。こんなに甘いんだ…。キスって、甘いんだ…。っていうか、ファーストキスだった。

童貞も、ファーストキスも美濃里に捧げた俺…。

やはり、結婚するしかない…。10歳差なんて気にすることはない…。あの相性がいいなら、最高だ…。

そんなことを思いながら、二人しかいないアパートの廊下でキスしていた…。だれかが戻ってくるなんて想像もせずに…。そして、実際、年明けの4日まで、誰も帰ってこなかった…。

数分、キスをし続けた…。キスが初めてだった俺は、されるがままだった…。美濃里の舌が俺の口の中に入って来て、俺の舌に、自分の舌を絡める美濃里…。不思議な感覚…。

俺の舌を吸う感じで、自分の口の中に招き入れる美濃里…。

なぜか、それだけで、勃起する俺の男根…。不思議な感覚…。

その男根を布地越しに確認するように掴む美濃里…。

そして、抱き寄せられた…。胸と胸が密着した…。

俺の胸板に、美濃里の柔らかな乳房が当たり、その先端に少し硬い突起があった…。乳首だとわかった…。

背中に腕を回して抱きしめる美濃里…。

俺も真似て、美濃里の背中に腕を回した…。

やっと俺の舌を解放した美濃里…。

「いい感じになったね」

俺を見つめて、

「続きはベッドの上でしよ」

と、言って俺の手を引っ張った。俺は素直に随い、部屋の鍵を開けた。

手を引かれてベッドに向かった…。まるで、初めて風俗に行った客が風俗嬢に誘われるように…。

完全に美濃里のペースだった…。

「後学のためにも、エッチのことを教えてあげるわ」

宣う美濃里…。

「って言っても、わたしも経験が豊富なわけではないのよ…。いつか、こんなエッチがしたいって思って、勉強してきただけだから、間違いは少ないと思うけど、上手くできるかは保証の限りではないから」

注意を即した美濃里…。
/96ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ