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1995 Winter 俺の初体験の相手は32歳
第7章 余韻から始まる再挑戦
美濃里のあたたかく柔らかなカラダを抱きしめながら、俺は余韻に浸っていた…。美濃里も俺の背中に手をまわしてヒシッと抱きしめてくれていた。

得も言われぬ安心感と癒される感覚、10歳差がもたらすものなのか、それとも、ふくよかな肢体がもたらすものなのか、包まれる感覚が心地よかった。

美濃里の中で果てた男根が回復し始めた…。まさか、このままするわけにはいかない…。俺は、

「もう一度する?」

美濃里に話しかけた。うっすら目を開けた美濃里が、

「回復してきた?」

と、微笑んだ。艶やかで、儚げな表情で、俺を見つめる美濃里。

「シャワーしてくる」

互いに汗が渇いて、気持ち悪い感じだった。エアコンを切った。エッチをするのにエアコンは不要だとわかった。次は、もっと激しくしたいと思っていた。

俺は美濃里から離れ、コンドームの処理をした。美濃里はその間に、シャワー浴びにバスルームに向かった。その後ろ姿。

滑らかな曲線。ウエストに向かって細くなっていく背中。そして、細いウエストの下には、張った大きなヒップ。その白い肌が艶めかしかった。

俺は、棚から予備のバスタオルを出した。夏に、先輩たちとサーフィンをしたときに、買ったバスタオルもあれば、地域の祭りに寄付をしたお礼にいただいた神社の名前の入ったバスタオルなど、いろいろあったが、大学の卒業で後輩たちからもらって、一度だけ使ったバスタオルをバスルームの扉の持ち手に掛けた。

俺の気配を感じたのか、バスタオルがかかっているのを扉越しに確認したのか、美濃里が、

「ありがとう」

と、いう声が聞こえた。それに続いて、

「一緒にどう?」

と、聞こえた。もしかして、ダメ出しか…。ま、それも聞いておいた方がいいか…。俺は黙って扉を開けた。湯船に浸かっている美濃里。

俺はシャワーを出して身体を流した。そんな俺を笑顔で見ている美濃里。

「ゲーマーって筋トレするの?」

そう尋ねた。多分、体形が締まっているからかもしれない。

「一応、高校三年の夏までは運動していましたから。今は、営業筋肉です」

俺は答えた。

「運動は何を?」

美濃里が興味深そうに尋ねた。

「高校野球ですよ。目指せ甲子園ではないけど、目指せ県大会ベスト4って感じでした」

一応、嘘ではないから答えた。とはいえ、レギュラーを取れていたかはわからないが。
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