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忘年会の想い出-初体験の女・美濃里
第1章 宴もたけなわでございますが・・・
反応はない。

今度は、揉むというくらいの意識で、力を入れて触った。

起きない。

タートルネックなので、胸が見えない。ブラジャーも見えない。

ただ、手触りからブラジャーの形はわかるという感じだった。

タートルネックのニット。

意外に丈が短い。だからなのか、スカートにインはされていない。

ニットを軽くめくると、キャミソール。

それもめくると、ヘソが見えた。

ヘソの陥没が深い…。やはり、デブだ。

持ち上げたニットとキャミソールから胸の方を覗くと、ブラジャーが見えた。

まるで、ダンジョンのような光景。

俺は、指でなぞるように、ヘソの谷間から、上に登っていく。

まるで、ロールプレイングゲームのパーティを誘導するように、指でなぞりながら、ダンジョンというか、洞窟を探検するように進んだ。

俺の指は、ブラジャーという左右の山の谷間を進む。

美濃里の唇の間から舌が…。

口角の涎を舐めた。

起きる…。俺のパーティは慌てて洞窟から脱出して、持ち上げていたニットを下した。

「前野さん」

起きたのか確認すると、そうでもない。寝ているのか、返事は無いし、寝息が聞こえた。

「脅かすなよ」

心の中で悪態をつきながら、俺は、再び、ニットとキャミソールを持ち上げて、洞窟探検を再開した。

右の山か、左の山か。

柔らかい山の麓から、登るパーティ。

美濃里は寝息を立てて寝ている。ラリホーかラリホーマを唱えられたかのように爆睡して目覚めない美濃里。

意を決して、俺のパーティは、右の山の頂上を目指した。

柔らかな山を登って、頂上にたどり着いた。頂上には、山頂標識のような突起。

乳首。

胸の大きさからは想像できないほど、小さい乳首。人差し指の腹で押してみた。美濃里は反応しない。

このボタンは反応しないらしい…。

次は隣の山の山頂のボタンを押してみることにした俺は、ニットとキャミソールを持ち上げていた方の手も動員して、別のパーティに左の山の頂上を目指させた。

容易に山頂にたどり着いた。人差し指の腹で左の山の山頂標識を押してみた。

美濃里の寝顔に変化はなかった。

ただ、柔らかだった山頂標識が硬くなって、本物の山頂標識のように石になったかのように冷たく硬かった。
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