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忘年会の想い出-初体験の女・美濃里
第2章 触れたら最後、日本全土がハルマゲドン!
というキャッチフレーズが、俺の頭の中を駆け巡った。ドラクエⅢ。

少し懐かしさがあった。

ある意味、女のカラダはそんな感じだった。

童貞だった俺にとって、初めて触った女のカラダ。

柔らかな感触。香しい女の発するニオイ。

アルコール交じりの汗。

エアコンの効いた部屋で、コートを着て寝ているからなのか、忘年会で食べて飲んで、脂肪が燃焼しているのか、いろいろあったのかもしれないが、汗ばむ美濃里の肌。

むせるような女の薫り。

俺は立ち上がって、大きく息を吸って、高鳴る胸を落ち着かせようとした。

ヤバい。このまま暴走したら、それこそハルマゲドンだ。

ドラクエⅢは、それこそ、ドラクエ狩りに、抱き合わせ販売など、社会現象にもなって、ある意味、日本をハルマゲドンの世界観を出現させてしまった感があった。

新入社員なのに、総務経理の女子社員を狩ってしまったら、マジでいられなくなる。

ここで、カラダを合わせて抱き合ってしまったら、マジでヤバい。

頭に浮かぶ言葉のすべてがヤバい方向に向かっていた。

ヤバいけど、狩りたい。抱いてみたい。

胸が高鳴る。

鼓動が早くなる。

まるで、北斗の拳だ。

愛ではないが、少なくとも俺の鼓動は早くなっていた。

動悸でもなく、循環器疾患でもなく…。

久しぶりに硬くなる俺の股間。

仕事納めの後の忘年会。

これだけでも鬱陶しく、ゲームの邪魔でしかなかったはずなのに。

なぜか、ゲームで盛り上がるはずだったのに、美濃里のカラダの盛り上がりに興奮していた。

俺は、キッチン側から美濃里を見下ろした。大の字に仰向けで寝ている美濃里。

カフェオレ色のコートに、ミルク色のタートルネック、エスプレッソ色のロングスカート。

センスがいいのかどうかはわからないが、コーヒー党の俺にはわかりやすい色合いだった。

髪の毛は暗い感じのショコラブラウンのロング。

マジマジと見ると、意外に美人。

普段は会社の制服を着ていた。

髪の毛もお団子にして前髪を作らず括り上げている感じだった。

それが、お団子ヘアを解いて、流しているだけ。

それで、自然に前髪もできて、普段とは違う雰囲気。

アルコールの分解酵素が少ないのに飲むからなのだろう。

忘年会が終わって2時間以上も経っている。

それでも、まだ、全身がほんのりと赤く、頬や耳が赤かった。
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