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忘年会の想い出-初体験の女・美濃里
第2章 触れたら最後、日本全土がハルマゲドン!
童貞でなく、ヤリチンだったら、早々に襲っていたと思う。

しかし、俺は経験もなく、当然、ヤリチンでもなかった。

というか、そんな俺の状況をある程度、察して美濃里は俺に送るように頼んだのかもしれない。

同じ単身者向けのアパートに住む同僚。

左右にいた同僚たちは、風俗通いをしていることも女子社員を知っていたのかもしれない。

仕事が終わると真っすぐに帰宅してゲームをするだけのオタクの俺の方が安心だと判断されたのかもしれない。

そういえば、隣の同僚は、飲みに行って、たまに、泥酔した女を連れ帰ってはヤッていた。

女の喘ぐ声が隣室の俺の部屋まで聞こえてくることもあった。

嫌がっているわけでもなく、女も承知の上という感じだった。

美濃里は俺に何を期待しているのか。

自問自答した。

単に連れ帰ってもらうには安全な男として俺を選んだのか。

それとも…。

しかし、もう、俺の指先パーティの5人は、美濃里の二つの山の頂上を制覇してしまっていた。

今更、逡巡するべきなのか…。

いや、バレない範囲の今、ここで立ち止まるべきだ…。

間違いなく、俺が美濃里の二つの山の頂上を制覇したことはバレない。

逡巡する俺の前で美濃里が寝返りを打った。

硬いフローリングの上。コートのボタンがフローリングに当たる音が響いた。

寝るにしても、フローリングの上は、さすがに…。

目を覚ました時に、怒られそうな気がした俺は、美濃里の背中に回って、抱き上げた。

やはり重い。

それでも、何とか抱き上げて、いわゆるお姫様抱っこで、俺が寝ているベッドの上に寝かした。

腕に感じた美濃里の背中と太腿の感触。そして、重なり合った胸と胸。

俺のベッドの上で大胆に大の字で寝る美濃里。

さあ、どうする…。

俺は考えあぐねていた。

小腹が空いた。

冷蔵庫には何もない。

コンビニに買い物に行こうと思った。

今から思えば、現実逃避だったのかもしれない。

夜風に吹かれて頭を冷やしたかったのかもしれない。

徒歩圏にサークルKがあった。

普段より多めにスイーツを買ったのは、美濃里のことが念頭にあったからかもしれない。

恋人でもない単なる同じアパートに住む他部署の先輩に気を遣う必要があったのかどうか、わからないが、自然と会計を済ませて店を出た。
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