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1995 Winter 俺の初体験の相手は32歳
第2章 触れたら最後、日本全土がハルマゲドン!
部屋に戻れば、美濃里は自分の部屋に戻っているのではないか…。

夜道の途中、ふと、そんな思いを抱いた。

目を覚まして、驚いて…。普通にあり得る話だった。

コンビニ袋のなかの余計なスイーツを見て自嘲しながら、俺は家路をなぜか、急いだ。

閉めた玄関のドアが掛かっていた。

美濃里は出て行っていなかった。

ただ、部屋に入ると酸性の鼻を衝く臭いがした。

玄関の横のトイレのドアが開いていた…。

見ると、嘔吐している美濃里。

いや、嘔吐して、また寝たのか…。

ため息しか出なかった。

美濃里を抱えて、俺は、美濃里をベッドまで運んで仰向けに寝かせた。

幸い、顔はそれほど汚れている感じはなかった。

トイレに戻り、水を流した。

幸い、トイレの床も汚れてはいなかった。

コートがベッドの横に脱ぎ捨てられていた。

タートルネックのニットとスカート姿の美濃里が寝ていた。

よく見ると、顔に飛び散った嘔吐物が微かについていた。

服も汚れているというほどではないが、タートルネックの首回りに嘔吐物が微かについている感じだった。

エアコンをとめて、換気扇を回し、リビングの掃き出し窓を開けて、換気した。

さすがに、嘔吐物の臭いが酷かった。

寒かったのか、身体を丸める美濃里。捲れたスカートからペチコートがのぞいていた。

換気が終わると俺は、エアコンの温度を上げて付けた。

強い風がエアコンから吹き出し、リビングの温度が上がり始めた。

俺は、タオルを濡らして、寝ている美濃里の顔を拭いていった。さすがに、嘔吐物を付けたままにはしておけなかったし、臭いの発生源を除去する必要性も感じていたから…。

それは言い訳かもしれない。単に、美濃里に触れたかっただけかもしれない…。

何歳年上なのか…。当時は知らなかった。

濡れタオルで拭くと、嘔吐物は取れたが、同時に化粧も取れていった。ある意味、拭き上げた時点で、美濃里の顔はスッピンだっただろう。

濡れタオルには肌色の色彩が派手についていた。

口角から唇も拭いていった。口紅も濡れタオルで拭きとっていった。唇に濡れタオルが触れると、違和感があったのか、舌で唇を舐めた美濃里。念入りに唇を舌で舐める美濃里。

まるで、ネコのような感じがあった。
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