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1995 Winter 俺の初体験の相手は32歳
第10章 上書き保存
少しすると、男が、

「トイレに行け!」

と、美濃里を放すと、美濃里は室外に出て行った。トイレに向かったのだろう…。男が悠然と、カメラに近づくと、スイッチを切ったのか、画面が一瞬、真っ暗になった。そして、再生されたが、時間が進んでいるらしかった。

「スッキリしただろ」

男の声がいきなり飛び込んできた。美濃里が、

「そうね…」

と、だけ答えていた…。納得している感じではなかった。

「糞詰まりだと、感度が下がるって知らないのか?」

話す男。美濃里は知らないという風に、首を振った美濃里。立っている姿が映る。

今より痩せている…。顔も子供っぽい感じがした。7年前ということだから、当然といえば当然だが…。

「それに、セックスはヴァギナだけでするものじゃない。アナルでもできる」

男が美濃里に話していた。美濃里の顔が曇ったように感じた。少なくとも眉を顰めたように見えた。

「なんだ。ケツマンコも知らないのか?」

男は呆れたように話した。

「気持ちいいぞ。頭が真っ白になるくらいだ」

嗤う男。映っている美濃里の顔の様子は、半信半疑という感じに俺には見えた。

「回復してきた。そろそろ第二ラウンドだ。安心しろ。いきなりアナルセックスって無茶はしないぜ」

男が言って笑う。少し怯えているような表情の美濃里。

「怯えているのか?大丈夫だ。何もかも、俺に任せておけば、幸せになれる」

男は嗤った。結果を知っている俺には、白々しいセリフを吐く男に嫌悪感しかなかった。

しかし、何も知らなければ、声の調子といい、男の体格、知的な雰囲気と相俟って、信頼してしまうだろう…。それは、同性の俺も認めるしかなかった…。

35歳の男…。引き締まった身体。割れた腹筋。太い腕、太い太腿。筋肉隆々とは言わないが、ガッチリした体躯であることと、力が入ると筋肉であることがわかる各部。美濃里が頼もしいと感じただろうことは疑いようがない。

男が美濃里を抱き上げて、

「俺の首に抱き着け」

と、言って、美濃里が言われた通りに、男の首に腕を回して抱き着くと、美濃里の臀部を持ち上げて、膣に男根が突き刺さるように下ろしていった。


んああぁ…んッ…!


吐息が漏れる美濃里…美濃里の臀部を持って上下に動かすことで軽々とピストン運動の代わりにする男。いくら今より細いとはいえ、力強さを感じた。
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