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友森学苑の秘密 やまとなでしこケイ先生は俺の嫁
第2章 第1話 体力検査(たいりょくけんさ)
「み、みんなどうか仲良くしてください……僕暴力とかそういうのに弱くて……」
「あーあー何だお前普段はネットでイキってるクチかぁ!? 心配しなくても5人しかいないのに誰もお前をいじめねーよ!!」
「ははっ、まあみんな温和に行こうじゃないか。どうせこれから鬼軍曹みたいな教師が出てくるんだからさあ……」

 身長が低くて見るからに弱虫な城戸、親に無理やりリーゼントを刈られたという元不良の高木、この中では一番美形でいわゆる|優男《やさおとこ》の山形と個性豊かな面子が揃っているが、俺はそんなことよりも今から現れるであろう校長先生がどのような恐ろしい男性なのかと不安を抱えていた。


「それでは皆様、今から入塾式を始めます。わたくしはこの学苑の理事長である|加護《かご》|藍《あい》と申します。この学苑は代々加護一族が理事長と校長を歴任しておりまして、子供に譲るまではわたくしが校長、わたくしの母が理事長を務めておりました。それでは皆様に校長の加護先生をご紹介します」

 ふくよかな中年女性である加護藍先生は入塾式の演説を始め、いよいよ校長先生が俺たちの前に出てくるようだった。理事長先生の話によると先代校長は女性である理事長先生が務めていたということらしい。

 そしてホールの舞台袖から現れた人影に、俺を含めた5人の生徒たちは揃って目を奪われた。


 巫女さんのような真っ白な装束と赤い|袴《はかま》に身をまとっていたのは20代前半ぐらいに見える背の高い女性で、目測で身長170cmはありそうなその女性はこの距離からでも分かる綺麗な黒髪を腰近くまで伸ばしていた。

 そしてこちらを向いて微笑んでいる顔は女神のように可憐で美しく、白い装束の胸元をたわわに押し上げる豊乳に加えて引き締まった両腕と腹部からはその女性が抜群のスタイルを持っていることが見て取れた。
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