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友森学苑の秘密 やまとなでしこケイ先生は俺の嫁
第2章 第1話 体力検査(たいりょくけんさ)

「生徒の皆さんはじめまして、私はこの学苑の校長を務める|加護《かご》|渓《けい》と申します! ケイ先生って呼んでくださいね☆」
「び、美人だ……」
5人の中では一番脳筋に見える日下が漏らした言葉に、他の4人も心から同意していた。
どんな鬼軍曹が現れるのかと思いきや、俺たちの目の前に現れたのは美しさと性的魅力に溢れる若々しい大人のお姉さんだった。
「紹介冊子を読んで頂いた通り、この学苑の存在意義は生徒の皆さんを男らしい立派な|丈夫《ますらお》に育て上げることです。そのために私たちは皆さんに毎日武道の訓練を課し、最終的には柔剣道や空手道はもちろん総合格闘術まで身につけた|強者《つわもの》を目指します!」
毎日体育の授業があるとは聞いていたが、これは要するに武道が全科目必修ということだったらしい。
「この学苑はあくまで私立高校ですから、午前中は毎日普通の教科も教えます。私は25歳ですがこれでも高校の教員免許を持っているのでお勉強も皆さんに教えていきますね。皆さんは普通に過ごしていても3年で卒業になりますが、卒業するまでに一つ目指して頂く最終目標があります。それは……」
はきはきと演説をするケイ先生の言葉は誰も真面目に聞いておらず、俺に至ってはあの大きなおっぱいを揉んだらどれぐらい柔らかいのだろうとロリコンらしからぬ妄想に囚われていた。
「卒業するまでに、一対一の勝負で私を倒すことです! 皆さんは今日から私と共に学び、私と愛を育み、そして最終的には私を倒すのです!!」
「はいっ!?」
ケイ先生があっさり口にした言葉に、その場にいた5人の生徒は全員が驚愕していた。
倒すって一体どういうことだ。まさか先生を押し倒していいという意味ではないだろう。ところで愛を育むってどういうことなんですかね。
「び、美人だ……」
5人の中では一番脳筋に見える日下が漏らした言葉に、他の4人も心から同意していた。
どんな鬼軍曹が現れるのかと思いきや、俺たちの目の前に現れたのは美しさと性的魅力に溢れる若々しい大人のお姉さんだった。
「紹介冊子を読んで頂いた通り、この学苑の存在意義は生徒の皆さんを男らしい立派な|丈夫《ますらお》に育て上げることです。そのために私たちは皆さんに毎日武道の訓練を課し、最終的には柔剣道や空手道はもちろん総合格闘術まで身につけた|強者《つわもの》を目指します!」
毎日体育の授業があるとは聞いていたが、これは要するに武道が全科目必修ということだったらしい。
「この学苑はあくまで私立高校ですから、午前中は毎日普通の教科も教えます。私は25歳ですがこれでも高校の教員免許を持っているのでお勉強も皆さんに教えていきますね。皆さんは普通に過ごしていても3年で卒業になりますが、卒業するまでに一つ目指して頂く最終目標があります。それは……」
はきはきと演説をするケイ先生の言葉は誰も真面目に聞いておらず、俺に至ってはあの大きなおっぱいを揉んだらどれぐらい柔らかいのだろうとロリコンらしからぬ妄想に囚われていた。
「卒業するまでに、一対一の勝負で私を倒すことです! 皆さんは今日から私と共に学び、私と愛を育み、そして最終的には私を倒すのです!!」
「はいっ!?」
ケイ先生があっさり口にした言葉に、その場にいた5人の生徒は全員が驚愕していた。
倒すって一体どういうことだ。まさか先生を押し倒していいという意味ではないだろう。ところで愛を育むってどういうことなんですかね。

