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友森学苑の秘密 やまとなでしこケイ先生は俺の嫁
第3章 第2話 組手(くみて)
 昼食と30分だけの昼休みを終えた後は別にお待ちかねという訳でもない体力鍛錬の時間で、今日は武道の手始めに剣道を学ぶことになるがケイ先生からは他に教えることがあるので13時に柔道場に集まるよう指示を受けていた。

 昨日の筋肉痛がまだ癒えず苦しみながらも俺たち5人は指定の体操服に着替えて柔道場に集まり、そこではケイ先生が昨日と同じ桜色のジャージ姿で待っていた。

「お疲れ様です! 今日はこれから剣道の授業の初回ですが、その前に年間を通して行う|組手《くみて》について説明します。組手は本来は空手道の試合の形式の一つですが、この学苑では少し異なる意味を持ちます。そんなに難しいことではなくて、私と生徒さんもしくは生徒さん同士が徒手空拳で1対1で勝負するというだけです☆」
「それはどういう機会に行われるんですか?」
「入塾式の日に生徒さんの最終目標は私を倒すこととお伝えしましたが、倒すといっても武器を使ったり集団で襲ったりして倒すのではちゃんと勝ったことになりません。毎週最低でも1回は私と組手をして貰うので、それで私を倒せたら皆さんはその時点で合格ということになります」

 確かに5人の男が協力して手段を問わなければ超人相手でも倒す方法はいくらでもありそうなので、ケイ先生が話した組手の趣旨は理解できた。


「それは分かりますけどいきなりケイ先生と1対1というのはちょっと……僕全く勝てそうな気がしないです……」
「もちろんその懸念は承知しています。私が最初から全力を出せば生徒さんに勝ち目はないので、当面は手加減をして組手の相手をしますね。最終的には手加減なしの私と組手をできるようになりましょう。それで、今日の手加減ですが……」

 恐る恐る懸念を伝えた城戸にケイ先生は優しく頷き、自分のジャージの首元のファスナーに手を伸ばすとそれを一気に胸元までずり下げた。

 例によってスポーツブラに覆われたケイ先生のFカップのおっぱいがぶるんとジャージからまろび出て、俺たち5人はその様子に両目と股間を奪われてしまう。昨日も同じことをしていたがこれはケイ先生の持ちネタなのだろうか。
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