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友森学苑の秘密 やまとなでしこケイ先生は俺の嫁
第5章 第4話 筆下鍛錬(ふでおろしたんれん)

「ケイ先生こんばんは。入ってもいいですか?」
「どうぞ、入ってください☆」
中から返事が聞こえたので俺は部屋のドアを開けて中に入り、女性の部屋なので一応中から鍵もかけた。
しかし枕元に5体のご当地ゆるキャラのぬいぐるみが並べられたセミダブルベッドの上に先生の姿はなく、部屋の中は一見した限り無人だった。
「ケイ先生……?」
「古田くんこっちでーす、声のする方に来てください☆」
「こっち? ええと……」
壁から聞こえるケイ先生の声に耳を済ませると、声はどうやら部屋の一角に飾られている壁付けの鏡から聞こえくるようだった。
もしかするとと思って鏡の右側面を手で押さえると、鏡は周囲の壁ごと横向きに回転して奥に空間が見えた。
「うわっ忍者屋敷みたいだ! ケイ先生はそちらに……?」
「どうぞー、中に進んでください☆」
鏡に偽装されていた隠し扉の向こうには目測で6帖ほどの和室があって、畳敷きの部屋の中央には大きな白い布団が敷かれている。
そして掛け布団の中には案の定ケイ先生が潜っていて、わくわくとした表情で顔をのぞかせていた。
和室の天井の照明は消されていて、枕元の間接照明だけが狭い部屋をほのかに照らしている。
「どうぞ、入ってください☆」
中から返事が聞こえたので俺は部屋のドアを開けて中に入り、女性の部屋なので一応中から鍵もかけた。
しかし枕元に5体のご当地ゆるキャラのぬいぐるみが並べられたセミダブルベッドの上に先生の姿はなく、部屋の中は一見した限り無人だった。
「ケイ先生……?」
「古田くんこっちでーす、声のする方に来てください☆」
「こっち? ええと……」
壁から聞こえるケイ先生の声に耳を済ませると、声はどうやら部屋の一角に飾られている壁付けの鏡から聞こえくるようだった。
もしかするとと思って鏡の右側面を手で押さえると、鏡は周囲の壁ごと横向きに回転して奥に空間が見えた。
「うわっ忍者屋敷みたいだ! ケイ先生はそちらに……?」
「どうぞー、中に進んでください☆」
鏡に偽装されていた隠し扉の向こうには目測で6帖ほどの和室があって、畳敷きの部屋の中央には大きな白い布団が敷かれている。
そして掛け布団の中には案の定ケイ先生が潜っていて、わくわくとした表情で顔をのぞかせていた。
和室の天井の照明は消されていて、枕元の間接照明だけが狭い部屋をほのかに照らしている。

