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濡れるカラダ《短編集》
第3章 弟の欲望

「…はよ」
「あ…、おはよ。お母さんたちは?」
「今日は早出だからって、1時間早く家出た。昨日の夕方、飯食ってる時に言ってただろ」
「あ、そっか…!すっかり忘れてた」
──翌朝。
昨日、私の部屋に来た?なんて、
もしも夢だったらバカにされるかもしれないと思いながら、朝食を食べている立夏の顔色を伺う。
「…あ?なに?俺の顔になんか付いてる?」
「え?あ、いや…、元気そうでよかった〜って思っただけ!」
「…はぁ?別に体調崩してねーけど」
「あはは…。そ、そっか…!それならいいの!」
やっぱり、私の勘違いだった…?
そう思いながら、椅子に座った時──、
「…っ…!」
「…姉ちゃん?どうかしたのか?」
「っ…ううん!なんでもないよ!」
ドロッとしたモノが、溢れてくるのを感じて。
生理にしては早すぎる…と不安になりながら、立夏が立ち去った隙を見て、トイレに駆け込む。
そして、恐る恐るショーツを下ろすと──、
「えっ……?」
そこには、粘り気のある白濁液がこびりついていた。
まさか…、そんなはずは……

