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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第2章 2025年3月14日

『巴、座りましょうよ』
「でもとりあえず、先に…」
『ああ、そうでしたね…。すっかり
拝殿の事…忘れてしまってましたよ』
拝殿の前を横切って来て
しまうほどに…この境内には
気になるものが多すぎて…仕方ない。
気を取り直して拝殿を参拝して、
その後はなすの腰かけに
明日の天気を…晴れにして欲しいと
お願いしても…無駄かも知れないけど
こういう時こそ神頼みと言うか…。
神様に縋りたい気分…ではある…。
鮮やかな紫色のナスに腰かけて
交代に写真を撮った後は…、
思うつぼに入れる玉を買いに
社務所にへと向かった。
社務所は…凄い綺麗で
色々なお守りが売っていて。
キラキラのカエルのお守りが
大和が好きそうだなぁと
眺めてたんだけど…。
明日の夜とかだったら
同じホテルに泊まるんだし…
渡せるかもと…思って…。
ここなちゃんには…可愛い
サクラの花の印刷されたお守りを
大和にはカエルのお守りを…。
境内にあった…
ミニチュアの3重の塔の前の
トーテムポールの
短いヤツ…みたいな鳥のオブジェは
鷽(うそ)と言う神鳥なのだそうで。
社務所には色んな木で出来た
鷽が沢山売られていたんだけど。
この鷽と言う鳥は、幸運を招くのだそうで。
旦那さんが…玄関に飾りましょうかと
鷽の置物とトイレに置いて置くと
幸運を招くと言う赤いひょうたんを
買う気で居るみたいだったんだけど。
おトイレ専用の縁起物とか…あるんだ…。
その他にも誕生日月のお守りが
あったりだとか、可愛い鈴の
お守りがあったりとか…。
私は…自分用には…なすびの
お守りを…購入する事にして…。
そして…思うつぼに入れる
願い玉と言うのは…1つ800円で
売られいていて色んな色があって。
何回も使う事が出来るらしくて。
あの壺の…上にあるぐるぐると
渦巻になった漏斗みたいな所に
願い玉を回しながら入れると
壺の下の出口から願い玉が出て来るらしい。
『巴はどの色にしますか?』
これってビー玉だよね…と思いつつ
青・赤・黄色・緑・水色と
色んなバリエーションがあるので。
それぞれ好きな色を選んで。
港斗は青を私は水色にして。

