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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第23章 アフターウエディング

「沢山…色んな人に…お祝いして貰って
おめでとうって言って貰って、
こんな結婚式初めてだったって
言って貰えて…色々と準備頑張って
良かったなって思ったよ…」
『今はスマートと言うか、シンプルな
演出とかゴテゴテしないのが
最近の流行って言うか…形みたいですけど。
どうせ人生で1回って考えたら
やってみたいなって言うのを全部、
しちゃても良いのかなって思ったんで…
まぁ…飯島先生には…やられちゃいましたけど』
「あれ凄かったね、
プロジェクションマッピングと
スモーク…の演出…」
これがホテルウエディングで…
オプションで頼んだとすると
その2つだけでも結構な金額になる。
『ここに居ると…、
あの夜を思い出しますね。
まぁ…あの夜は…こんな…
距離じゃなかったですけど…』
あの夜…この部屋に来て
彼とこのソファに座った時は…、
身体1つ分以上の距離を置いて
ソファに私が座って居たから…。
今は…もう…夫婦なんだし、
このピッタリと寄り添う距離が
私と彼との…旦那さんとの距離だ。
「前に…この部屋に来た時の私は、
港斗と結婚するなんて…全然
夢にも…見てなかったし…考えてなかったよ?」
『僕は…付き合いたいって思ってましたし、
結婚するだったら巴みたいな
人が良いって思ってましたけどね…。
あの話憶えてますか?結婚記念日に
クルージングしてオークラ泊まろうって話』
私達には結婚記念日が…3回あるから
コンチェルトで式をした日を
そうやってお祝いしましょうよって。
言って旦那さんが笑っていて。
『29日は…、オーシャンプレイスで
記念日ディナー毎年しましょうね。
どっちの時にオークラ泊まるか、
ラ・スイート泊まるか悩みますね…。
あ、でも来年は…ラ・スイートの
あの部屋…晴れてる日に泊まりたいですね』
コンチェルトの結婚式の後に
ラ・スイートのテラス付きの部屋に
泊ったんだけど、お天気が
雨だったから折角の特別なテラスは
全然出れず終いになっていたので
来年はリベンジしたいですねって
そんな話を旦那さんとして。
「でも…毎月の打ち合わせが
もう行かなくていいんだって
思っちゃったら…なんか寂しいね…」

