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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第4章 そして迎えた当日の朝

ナンバーズインの9番の
パックはちょっと特殊な感じで。
顔の部分と顎と首の部分の
2枚のパーツになっていて、
首の下の方までカバーできる感じ。
下側のパーツの穴を
自分の耳に引っ掛けて
2枚のパックを固定する。
その上から…虫歯痛い人の
イラストがしてそうなバンドを
ぐるっと顔に巻き付けて固定して。
これ…巻いてる所だけ
ドライヤー出来ないんじゃって
思ったんだけど…巻いてしまったし
20分…そのままにして無いとダメなので
乾かせる部分だけ…アメニティの
アウトバストリートメントを付けて
ドライヤーで髪の毛を乾かして行く。
20分待って…パックを外して
パックの本体と袋の中に
残った美容液を顔と首に
丁寧に手を使って馴染ませて行く。
まじまじと目の前にある
鏡の中に目を凝らして
鏡に映っている自分を凝視する。
「すごいっ、凄いよッ…港斗ッ
来て来て!見て、見て?これ…
顔、凄い…小っちゃくなってない?」
『え?顔…ですか…、ああ、
確かに…いつもより小顔ですね…』
「これ、妹がくれたパック…
あ、同じのじゃないけど…港斗も
今日の主役なんだし、…これ
良かったら…使ってよ。
イケメンに磨きがかかると思うよ」
そう言って自分がドラッグストアで
購入した5番のパックを、
旦那さんにどうぞとすると。
じゃあ使わせて貰いますねと
顔を洗面所で洗って
私が渡したまっ黄色の
フェイスパックを乗せると…
鏡の中の黄色いマスクの自分の顔を
まじまじと色んな角度から眺めて居て。
私はそんな旦那さんを横目に
観ながら、顔に馴染ませた
美容液をハンドプレスして行く。
今日はデコルテも…出るドレスだから
デコルテにも丁寧に馴染ませて行く。
残っていた髪の毛も乾かして。
リファのブラシでブラッシングすると
キラキラと光を放つ、艶髪になっていて。
指通りもサラサラ~とサロンで
トリートメントをして貰った直後
とまでは行かなくても十分いつもよりも
キレにな髪の毛に仕上がっているのは確かで。
「見て~、凄い…ね。
昨日貰ったやつ使ったんだけど
髪の毛ツヤサラだよ~?」
触って触ってと言うと、彼が
私の髪の毛のサラサラ感を確かめていて。

