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愛の時間 ○○連発
第21章 嫌いなタイプの客

顔を近づけた瞬間、
男が何日も入浴していないのだろうと気づいた。
ペニスが…異様に匂うのだ。
たまに包茎のお客に指名されることがある。
だけど彼らは包茎であるがゆえに
包皮の中が臭うことを自覚していた。
プレイを始めるに際して、
彼らは必ず
「シャワーを浴びてきれいにしてきます」と
礼儀をわきまえていた。
厄介なのは今回の客のように
風俗の女に慣れている奴だ。
こいつらは金さえ払えば
何をしても許されると思っている。
少しばかり咥えるのを躊躇っていると、
男の手がスミレの側頭部を掴み、
強引にペニスをスミレの口に咥えさせた。
「うぐっ!!」
唇がこじ開けられて臭いペニスがねじ込まれる。
「おらっ!どうした?舌を使えよ」
そっと舌をペニスに絡めると、
塩辛い味と異臭がスミレを苦しめた。
「下手くそだな…
よくこの仕事をしようと思ったもんだ」
嫌悪感で首を振ることができないスミレに
苛立ちを見せ、
男は自ら勢いよく腰を前後に振った。
女性を陵辱することで快感を覚える性癖なのか、
ペニスに逞しさが甦り、
あっという間に口の中がパンパンになった。
男はスミレを道具としか思っていなかったので
スミレに嘔吐感が押し寄せようとも
労りの素振りさえなかった。
我慢の限界が来てしまったので、
お客様には手出しをしないというのが
お店のルールではあったが
スミレはペニスを口から抜いてほしくて
男の胸板をこれでもかというほど叩いた。
「あん?何抵抗してんだよ!
俺はなあ、お前を二時間買ったんだよ!
客に対してその態度はなんだ!!」
ペニスを口から抜いてくれたのは良いけれど
今度は背後に回って二の腕で首を絞めてきた。
俗に言われるプロレス技の
スリーパーホールドという奴だ。
その技の名前通り、
気管は確保されるものの
頸動脈が男の手首でロックされるものだから、
たちまち目の前が暗くなって
スミレはいとも簡単に失神した。
どれぐらい気を失っていたのだろう…
ほんの数秒の事なのだろうけど
長時間眠っていた気がした。
そしてスミレを覚醒させたのは
おま○こを押し広げ
ペニスを挿入されたことによるものだった。

