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愛の時間 ○○連発
第62章 見知らぬ男に抱かれる女

帯でお腹が苦しいと言うのに
彼はお酒をどんどん勧めてくる。
人目がなければ、この場で帯を弛めたいほどだった。
おまけに「どんどん呑んでくださいよ」と、盃を空けるとすぐさまに次の酒を注がれるので、そんなにお酒に強くない弥生はすっかり酔ってしまい気分が悪くなってきた。
「すいません…お手洗いに行かせてもらいます…」
彼が「どうぞ」と答えるよりも先に席を立ってフラフラとトイレに駆け込んだ。
便器を前にすると、堪えきれずにおもいっきりリバースしてしまう。
先ほどいただいた高級食材が見るも無惨な姿で便器に流れ落ちてゆく。
一通り吐いてしまうと、幾分か気分が楽になった。
あまり遅いと大便を催していると思われては恥ずかしいので、
急いで席に戻った。
少し急(せ)いたせいか、着席すると再び酔いが襲ってくる。
「おや?顔色が悪いですね?
悪酔いされたのかな?まあ、お水をたくさん飲まれたらよろしい」
そういって差し出されたコップの水を、弥生は一気に飲み干した。
ほんの少し苦い味がしたけれど、とにかく酔いを醒ましたかったので、その中に媚薬が仕込まれているとは知らなかった。
「ランチのお供をしていただきありがとうございました」
酔ってらっしゃるからお送りしましょうと彼が申し出たのを、なぜか体が疼き初めて断りきれなかった。
タクシーを呼んでもらい、運転手が「どちらまで?」と尋ねた。
一刻も早く自宅に帰りたいのに、なぜか住所が言葉として出てこない。
「どうやら、まだ酔いが醒めていないようですね」
隣に陣取った彼は、当然のようにスラックスのジッパーを降ろす。
そして、見事なペニスを弥生に見せつけた。
悲鳴を上げそうになった弥生だが、まるでソレに導かれるように自然と手が延びて男のモノを握りしめた。
「運転手さん、どうやらもう少し休憩した方がいいみたいだ。
この先にラブホテルがあるだろう?
そこに横付けしてくれるかい?」
はいはい、わかりましたよと
バックミラー越しに後部座席の二人を眺めた。
ペニスを握ってしまうと、弥生は媚薬の効果でムラムラが加速し始める。
ソレを咥えたくて仕方ない。
たまらずに体を折って彼の股間に顔を埋めた。

