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ある女性の物語
第2章 性の目覚め

優美は中学に上がりバドミントン部に入部した。
小学校の頃からの友達で一緒に入部した里穂と部活で仲良くなった彩といつも一緒にいた。
体育館をバレー部とバドミントン部とバスケ部で交代で使っていたため部活は週3日位だったがそのくらいのペースが自分には合っている気がしていた。
練習終わりに3人で色々話ししながら帰ったりするのが何よりも楽しみだった。
ある部活休みの日、彩の家に遊びに行く事になった。
彩の両親は共働きで揃って帰りが遅くなるそうで、高校生の兄もバイトや部活で遅くなりがちとのことだ。
彩の部屋に入り飲み物を呑みながら女の子3人で話しているうちに恋愛の話になる。
「優美と里穂って好きな男の子とかいるの?」
彩が聞いてきた。
「えー。私いないよ」
優美は正直に答える。かっこいいと思う人はいても好きとまでは感じていない気がしていた。
「私は居るかな...」
里穂が小さく答える。
「えー!本当に??」
彩と優美が盛り上がる。そんな話は聞いたことがなかった。
「内緒だよ!誰にも言わないでね」
顔を赤くしながら里穂が釘を刺す。
「言わないよー。でも気付かなかったな。誰なの?」
彩が当然の疑問を口にする。
「平田先輩...」
バドミントン部の1年上の先輩の名前を口にする。
確かに練習終わりで話していたりするのを時々見かけていた。
「あー納得。そうだよね。」
彩も気づいていたのだろう。
「告白したりしないの?」
「わからない...嫌われたくないし...断られたら嫌だもん。」
里穂が恥ずかしそうに俯く。
「そういう彩はどうなの?」
里穂が響子彩を振る
「かっこいいなって思う人はいるけどねー。」
彩が首を横に振る。
「2人とも本当に??私だけ言わされたって事無い??」
里穂が食い下がる
「無いよー。優美は知らないけど、私は本当に無いよ。」
「私も本当だよ」
二人して否定する。
「なんかずるい...」
里穂が恨めしそうに2人を見る。
「じゃあ2人も何か秘密打ち明けてよ。私だけなんて、ズルいじゃん」
優美は思いを巡らしたが二人に言ってないような秘密などすぐに思い当たらなかった。
「うーん。なんだろう。私、2人には結構なんだって言ってるからなぁ ...」
優美は正直に答える。
「えー!ずるい!」
里穂がふてくされる。
小学校の頃からの友達で一緒に入部した里穂と部活で仲良くなった彩といつも一緒にいた。
体育館をバレー部とバドミントン部とバスケ部で交代で使っていたため部活は週3日位だったがそのくらいのペースが自分には合っている気がしていた。
練習終わりに3人で色々話ししながら帰ったりするのが何よりも楽しみだった。
ある部活休みの日、彩の家に遊びに行く事になった。
彩の両親は共働きで揃って帰りが遅くなるそうで、高校生の兄もバイトや部活で遅くなりがちとのことだ。
彩の部屋に入り飲み物を呑みながら女の子3人で話しているうちに恋愛の話になる。
「優美と里穂って好きな男の子とかいるの?」
彩が聞いてきた。
「えー。私いないよ」
優美は正直に答える。かっこいいと思う人はいても好きとまでは感じていない気がしていた。
「私は居るかな...」
里穂が小さく答える。
「えー!本当に??」
彩と優美が盛り上がる。そんな話は聞いたことがなかった。
「内緒だよ!誰にも言わないでね」
顔を赤くしながら里穂が釘を刺す。
「言わないよー。でも気付かなかったな。誰なの?」
彩が当然の疑問を口にする。
「平田先輩...」
バドミントン部の1年上の先輩の名前を口にする。
確かに練習終わりで話していたりするのを時々見かけていた。
「あー納得。そうだよね。」
彩も気づいていたのだろう。
「告白したりしないの?」
「わからない...嫌われたくないし...断られたら嫌だもん。」
里穂が恥ずかしそうに俯く。
「そういう彩はどうなの?」
里穂が響子彩を振る
「かっこいいなって思う人はいるけどねー。」
彩が首を横に振る。
「2人とも本当に??私だけ言わされたって事無い??」
里穂が食い下がる
「無いよー。優美は知らないけど、私は本当に無いよ。」
「私も本当だよ」
二人して否定する。
「なんかずるい...」
里穂が恨めしそうに2人を見る。
「じゃあ2人も何か秘密打ち明けてよ。私だけなんて、ズルいじゃん」
優美は思いを巡らしたが二人に言ってないような秘密などすぐに思い当たらなかった。
「うーん。なんだろう。私、2人には結構なんだって言ってるからなぁ ...」
優美は正直に答える。
「えー!ずるい!」
里穂がふてくされる。

