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わたしの日常
第1章 義父との馴れ初め
 そう言ってはみたものの、言われてみれば確かにそうかもしれないとも思った。うまい具合に家事から逃げられてしまったが、洗濯は相変わらずわたしがしている。娘は、父親の下着との別洗いのようなことは言って来ていないから手間がかからずに済んでいるのは助かる。洗濯機には義父の衣類も遠慮がちに入っている。

 義父は、64歳。昨年会社を定年退職して悠々自適の身となった。身体に不調なところもなく、毎朝の散歩で体調を維持しているようだ。義母は義父より年上の姉さん女房だったが、5年前に病気で他界してしまい、義父は今の家に一人で暮らしていた。しばらくして夫の転勤も重なり、少々遠距離の通勤とはなるものの、そこそこ部屋もある広さの家を若干模様替えもして、私たち夫婦と娘が乗り込んで義父と同居する形となった。同居の機会に洗濯機も買い換えた。

 『洗濯はどうすればいいかね?』
 『それはもう気になさらずに洗濯機に入れておいてください』
 『済まないね。ありがとう』

 電器店が新しい洗濯機を据え付けている様子を一緒に見ていた義父が、遠慮がちに問いかけてきた。もともと、舅だからと上からものを言うような人ではなかったが、そこまでへりくだることもないのに…と思いもしたものだった。後になって思えば、嫁や孫娘の下着と自分の汚れものを一緒に洗濯することにためらいがあったのか知れない。

 なにかと家事を手伝ってくれようともするし、朝に散歩に出かけるのも、わたしが夫や娘の世話で忙しいのを察してのことだと思う。そんな義父だから、はじめはいくらかあった緊張感も薄れていき、わたしたちは元からの『我が家』に住んでいるように振舞うようになっっていった。義父も、そんなわたしたちを受け入れ、新しい環境に順応してくれたようだった。

 義父は、1階の洋間に畳を入れて自分の居室とし、寝起きのほか家にいるときのほとんどの時間を過ごしていた。元は洋室だから襖ではなくドアを開けて出入りするのは妙だが…と義父は笑っていた。わたしも取り込んだ義父の洗濯物を届けたりして義父の部屋に出入りすることがあったが、こまめに掃除もしているのかいつも小ぎれいに片付いていた。
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