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淫らに舞い堕ちる花びら 宮澤舞凪
第1章 はじまり

サマーニットの上から胸を鷲掴みにして感触を確認するオジサン。興奮しているのか、荒い息を吐き、それが舞凪の顔にかかって気持ち悪いことこの上なく、泣きたくなった舞凪。救いは外の景色。もう、最寄り駅に着く。駅前のバスターミナルに右折で走り込むバス。立ち上がり始める乗客。オジサンも名残惜しそうに降りた。舞凪は、警戒しながら降りた。オジサンの姿はなかった。でも、改札を通過した可能性が高かった。
でも、夏期講習の開始の時間が迫っていて、乗り遅れるわけにはいかなかったから、舞凪は改札を通過してホームに立った。オジサンの姿はなかった。できれば、車掌さんが乗っている最後部に乗りたいと思った舞凪。ホームを歩いて一番後ろまで歩いていった。
途中にトイレを通り過ぎたとき、視線を感じたと同時に、
「おい」
と、声が聞こえた。そちらを見ると、男子トイレの中からホームを見るオジサンがいた。オジサンはトイレを済ませたばかりだったのか、パンツをさげて、ブリーフが見えていた。舞凪が視線を向けたと同時に、ブリーフをさげて、見せたのは、当然、アレ。ただ、暗くて見えなかったのが救い。慌てて、ホームを後方に向かって走り出した舞凪。
後ろを振り返ると、オジサンが、パンツを戻して、パンツのチャックからアレを出して歩いてくる姿が。そのとき、ホームのアナウンスが流れた。
「まもなく2番線に〇〇行の快速急行が到着します」
舞凪の耳にも、線路を伝って聞こえる電車の車輪の音が聞こえた。オジサンは舌打ちして、パンツにアレをしまって、チャックを上げて、何事もなかったかのように車両がホームに入ってくるのを目印のところに立って待っていた。舞凪は最後部の車掌さんに一番近い目印に並んだ。
電車が止まるとドアが開き、舞凪は車掌のいるところの窓を覗きながら、その窓の下についている手すりにつかまって立った。オジサンは、同じ車両の反対側。前方の方に立って、舞凪を見て、微かに笑いながら、立っていた。
車両には、子連れ、オバサン、オジサン、若い男性、若い女性、カップル、海外からの旅行者などがいた。
人が多いことに舞凪は安堵した。オジサンがいるところから、ここに来るまででも、何人かの間をすり抜けてこないといけない。
快速急行が出発した。
でも、夏期講習の開始の時間が迫っていて、乗り遅れるわけにはいかなかったから、舞凪は改札を通過してホームに立った。オジサンの姿はなかった。できれば、車掌さんが乗っている最後部に乗りたいと思った舞凪。ホームを歩いて一番後ろまで歩いていった。
途中にトイレを通り過ぎたとき、視線を感じたと同時に、
「おい」
と、声が聞こえた。そちらを見ると、男子トイレの中からホームを見るオジサンがいた。オジサンはトイレを済ませたばかりだったのか、パンツをさげて、ブリーフが見えていた。舞凪が視線を向けたと同時に、ブリーフをさげて、見せたのは、当然、アレ。ただ、暗くて見えなかったのが救い。慌てて、ホームを後方に向かって走り出した舞凪。
後ろを振り返ると、オジサンが、パンツを戻して、パンツのチャックからアレを出して歩いてくる姿が。そのとき、ホームのアナウンスが流れた。
「まもなく2番線に〇〇行の快速急行が到着します」
舞凪の耳にも、線路を伝って聞こえる電車の車輪の音が聞こえた。オジサンは舌打ちして、パンツにアレをしまって、チャックを上げて、何事もなかったかのように車両がホームに入ってくるのを目印のところに立って待っていた。舞凪は最後部の車掌さんに一番近い目印に並んだ。
電車が止まるとドアが開き、舞凪は車掌のいるところの窓を覗きながら、その窓の下についている手すりにつかまって立った。オジサンは、同じ車両の反対側。前方の方に立って、舞凪を見て、微かに笑いながら、立っていた。
車両には、子連れ、オバサン、オジサン、若い男性、若い女性、カップル、海外からの旅行者などがいた。
人が多いことに舞凪は安堵した。オジサンがいるところから、ここに来るまででも、何人かの間をすり抜けてこないといけない。
快速急行が出発した。

