この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第50章 真田美幸
「ところで今日部活じゃなかったっけ?」

「おじさん怪我してるのに遅くなれないでしょ。今日は休んだ。」

「そうなんだ、申し訳ない。」

ふと視線を落とすとなんと座卓の下にブラジャーが落ちているのに気が付いた。間違いなく美幸のだ……彼女は急いでセーラー服だけを羽織ったので今はノーブラなのだ。

(まずいまずいまずい!!どうにか美幸さんのブラジャーを梨果たちに見つからないように隠さねば。)

「お茶いれるからそのお菓子みんなで食べようよ。」

梨果が台所へ行った。チャンスだ。あとは美月の目を背ければブラジャーを素早く隠せる。
当の美幸はブラジャーの存在など忘れている様子だった。

「真田美幸です。はじめまして。梨果ちゃんのご学友ですか?」

「はい、高遠美月といいます。はじめまして。」

初対面同士で自己紹介をしていた。

チャンスだ。その隙に身を乗り出してブラジャーに手を伸ばす。

「みんなー緑茶と紅茶どっちがいい?」

梨果が居間に声を掛けにきた。

(わわっ!)

急いで手を引っ込める。

(うぅ……タイミングが……梨果に見つかったら破局だ。慎重に行こう。)

「おじさん?」

「はへっ!?」

変な声を出してしまった……

「どうしたの?紅茶?緑茶?どっち?」

「えっあっうん。こ、紅茶で。」

「あそ、紅茶を選ぶなんて珍しいね。」

梨果は台所に戻って行った。
もう一か八かだ。古典的な手でいこう。

「あーっ!!」

と言い私は窓の外を指差した。
一斉にそちらを見る少女たち。
その隙に急いでブラジャーを自分の座る座布団の下に隠した。

(セーフ!単純な子たちでよかった。)

「え?おじさま、外何もないですけど何かありました?」

脳天気な美幸。

(いやいや、あんたのブラジャーの為に苦労したのだよ美幸くん!)

「鳥かと思ったらただのUFOだった。ごめんごめん。」

「なーんだ。うふふ……え?」

「……」

花子さんは私の顔をジッと見ていた……多分彼女には気付かれた?
/547ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ