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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第51章 少女たちはオカズ
「からだ……洗ってあげる。」

「ざ、残念だけど気持ちだけ受け取っておくよ。」

さすがにそれはマズい。この状況ですら梨果にバレたら一大事だ。

(早くこの淫靡な状況をなんとかしなければ。)

花子さんは置いてあるスポンジを泡立てだした。

「は、花子さん話し聞いてる?」

「美月。わたし美月。」

全裸の少女に目を合わせられてドキッとする。

「わ、わかった美月さん……じゃあ背中だけ洗ってもらおうかな。」

スポンジで背中を洗ってもらうくらいなら大丈夫だろう。
浴槽から立ち上がり洗い場に出る。

「あ……」

小さな声が漏れ、美月は亀頭が膨らんでしまったペニスを目にした。

(マズい……)

「さっきと“ちょっと”ちがう。」

「そ、そうかな……?」

「……うん。でもなんで“ちょっと”なの?」

「えっ?!」

「あ、え、ううん。なんでもないの……」

(なぜバレた。なかなかの観察力……)

「はぁ……」

美月は溜め息をついて自分の裸体を見下ろしていた。

風呂椅子に背中を向けて座ると美月は背中を泡立てたスポンジで洗ってくれた。
小さいので立っていても座った私とそれほど背丈は変わらなかった。

(心地いい。幼ない娘と風呂に入る父親はこんな気分なのだろうか。)

鏡越しに美月の小さな小さな乳房を眺めていた。

「髪も洗ってあげる。」

舌っ足らずな喋りでそう言ってくれる。

(いや……しかし……)

梨果たちの演奏が聞こえているうちは安心だった。

「洗ってあげる。」

クリクリお目々で見つめられる。

「お、お願いします。」

……ついお願いしてしまった。

小さな手でゴシゴシと髪を洗ってくれた。細い指が頭皮に心地よかった。
できることならこの子に全身洗ってもらいたかった。

「ありがとう、もう大丈夫だよ。」

「ほんとう?」

「うん。あとは自分でできるよ。とても助かった。」

「そっか……」

残念そうな顔をする。

「この事はあの……梨果たちには内緒で…」

「わかってる。」

美月は浴室から出て行った。小さな尻が可愛らしかった。

曇りガラスに透ける彼女の裸体のシルエットを眺めていた。
桐邦の制服が彼女の肌色を少しずつ減らしていった。

体を全て洗い終え脱衣場に出た時には美月の姿はなかった。
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