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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第54章 トラブルメーカー美月

「こりゃまた厄介なことを持ち込んだね、キミは……」
「ごめんなさい……ほかに行くところ無くて。」
大きなスーツケースを眺める。
「おじちゃんお願い。ここに居させて。」
「一応親御さんに連絡するよ。黙っている訳にもいかない。お家の電話番号を教えて。」
「いやっ!言わないで。」
「そんなこと言ったって捜索願いでも出されたらおおごとだよ?」
最悪逮捕されてしまう。
「わかった。自分で言うから……」
美月は携帯電話で母親に連絡したようだ。周りに響くほどのヒステリックな怒鳴り声が美月の携帯電話から聞こえた。
そりゃそうだ。付き合うなと言った家に居るわけだから……
リリリリリ……
私の携帯電話に着信が入った。
(梨果からだ。)
「おじさん、美月が無断で学校に来なかったんだけどそっち行ってたりしない?」
「ああ、ここにいるよ。」
「やっぱり……すぐに帰る。」
ツーツーツーツー
通話を切られた。
「ごめんなさい……ほかに行くところ無くて。」
大きなスーツケースを眺める。
「おじちゃんお願い。ここに居させて。」
「一応親御さんに連絡するよ。黙っている訳にもいかない。お家の電話番号を教えて。」
「いやっ!言わないで。」
「そんなこと言ったって捜索願いでも出されたらおおごとだよ?」
最悪逮捕されてしまう。
「わかった。自分で言うから……」
美月は携帯電話で母親に連絡したようだ。周りに響くほどのヒステリックな怒鳴り声が美月の携帯電話から聞こえた。
そりゃそうだ。付き合うなと言った家に居るわけだから……
リリリリリ……
私の携帯電話に着信が入った。
(梨果からだ。)
「おじさん、美月が無断で学校に来なかったんだけどそっち行ってたりしない?」
「ああ、ここにいるよ。」
「やっぱり……すぐに帰る。」
ツーツーツーツー
通話を切られた。

