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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第7章 情報収集の結果
次は、部下の客である新藤家だ。尋ねると、インターフォン越しに奥様らしい人とやり取りをした。多分、これが咲和という奥様だろう。しばらく待っていると、若いが貧相な女性が出てきた。

「いつも駿河がお世話になっております。地鎮祭のときに、ご挨拶しました関と申します」

と、改めて名刺を渡した関。歯並びも悪く、口元が綺麗とは言い難い咲和。これこそ、矯正歯科で矯正が必要だと思った関。まだ建って数年の家だが、庭も雑草が生えていて、手入れされている様子はなかった。はっきり言ってこの高級住宅街には不釣り合いな奥様だし、家の雰囲気も三愛ホームとは思えなかった。

契約時のデータからすると、新藤壮太は42歳。妻の新藤咲和は40歳。三世帯住宅で、壮太と咲和の両親が同居することになっていた。壮太の父、新藤誠太は72歳。壮太の母、新藤早季子は68歳。咲和の父、阪本進は67歳。咲和の母、阪本志帆は65歳。そして、壮太と咲和の子、祖翔太16歳と秀太14歳。大家族。この家に8人。

「ごめんなさいね。父も舅も、夫も、母も姑も仕事で不在なので」

話す咲和。何となく記憶が戻って来た関。そう、定年になった誠太と進の退職金で土地を買い、誠太が再雇用、進がシルバー人材センターで働く収入、早季子と志帆が介護施設で働く収入と、動物病院を経営している獣医の壮太の収入を合算して、やっと住宅ローンの審査が通った新藤家。

契約後の打ち合わせでも、二言目には

「コストカット」

を連呼して、設備から外壁材、外壁塗装、トイレ、バスタブ、床材、クロス、カーテンに至るまで、ランクを下げたり、施工を取りやめた新藤家。こだわったのは、食洗器くらい。

三愛ホームの標準装備までコストカットで外され、シャッター雨戸もなし、外壁の吹付塗装も三愛ホームオリジナルではなく、一般的な吹付で、防汚機能なし。注文住宅なのに、追い炊き機能のないバス。床材もフローリングではなく、ビニールタイルやクッションフロア。

「これも不要」

「これも外して」

「もっと安い材料はないの」

このフレーズが飛び交った打ち合わせ。
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