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愛の笛
第11章 葉子との再会

「オナニーってこんなに気持ちがいいものだったなんて…」

気づけば葉子は下着を脱いで全裸になり,
自然と好きな体位の四つん這いのポーズをとってオナニーの続きを始めていた。

アソコからはいつもとは比べものにならないくらいの愛液が流れ,ヌルヌルになっていた。

葉子の指は、その愛液をすくってクリトリスに塗りつけ、指先でグニグニとリズム良く愛撫してゆく。

そのうちに快感がどんどん強くなり,身体が震えだす。

こんな経験は初めてだった。

バージンだった頃は自室で勉強の合間に体を弄ることはあっても、自分で自分を慰めるなんてばかみたいだわと、途中でやめて
オナニーで絶頂に導くことなんてなかった。

それが、初めてオナニーで昇天しかけていた。
葉子は,なんだか怖くなり、おまんこから指を抜こうとしたが,快感に勝てず、抜くはずの指はさらにおまんこをかき混ぜていた。

愛撫を続けるうちに身体が自分の意志と関係なく痙攣をはじめたかと思うと,フッと身体が宙に浮いたようになり頭の中が真っ白になり,気が遠くなってしまった。

葉子は初めてオナニーで絶頂を知ったのだった。

葉子が自分のベッドで、草薙に抱かれているのを妄想しながらオナニーに耽っている頃、草薙はサーシャのお宅を訪問していた。

「おや?珍しい、あんたが再び我が家を訪れてけれるなんて」

酒の相手が出来たと年老いた主は快く草薙を家に招き入れた。

「連絡もせずに不意に押し掛けてすいません…
訳あって、今夜一晩泊めて欲しいんです」

そのように伝えると、孫娘のサーシャと老人の奥さんであるビアンカは頬を染めて嬉しがった。
自分達の体が忘れられなくて、再びセックスをしに来てくれたと思ったからだ。
もはや、笛の力を借りなくても、二人の女は草薙に抱かれる事を望むようになっていた。

「寝室の用意が出来たわ、早く休んでくださいな」

二人の女は草薙を寝室に押し込もうとしたが、
「いやいや、今夜、彼には儂の酒の相手になってもらうんだよ」と草薙にアルコール度数の高い地酒を飲ませた。

仕方ない、今夜はお酒に付き合ってやるしかないな

葉子にグッスリと眠ってもらうために、宿舎に帰れない草薙は主の酒の相手をした。
しかし、高齢ゆえに、ものの数杯で主は酔いつぶれてしまった。
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