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第12章 プロポーズ

「君は何度もコイツをおしゃぶりしてくれたんだよ」

「うそっ！？
こんなにも大きいのを…おしゃぶりしたの？」

ひざまずいて上目使いで見つめてくる姿はなんとも言えず可愛くて妖艶で…
このまま、なしくずしに襲ってセックスをしたい気分になってしまう。

「ねえ、体が冷えちゃうわ。もう一度お湯に浸かりましょうよ

「大丈夫？体を沈めることに恐怖感がぶり返さない？」

「不思議なんだけど…あなたと一緒だと安心できるの」

多分、まだ一人っきりでの入浴は再びパニック状態になるのかもしれない。
混浴することで恐怖心から解放されるのであれば拒む理由はない。

二人並んでバスタブに浸かる。

「ねえ、これって…けっこう滑稽な図柄じゃないかしら？」

確かに男と女が二人並んで洗い場を見ている構図は有り得ない。

「でも、向き合うほどの広いバスタブでもないし…」

「こうすればいいのよ」

草薙に足を伸ばせ、自分はその太ももの上に腰を下ろしてきた。

「ほら、電車ごっこをする要領なら二人ともゆったりと座れるわ」

葉子は無邪気に草薙の胸に背中を預けてくる。
葉子の甘い香りが草薙の鼻腔をくすぐる。
懐かしい葉子とのスキンシップに彼のモノはさらに強度を増し、ビクンビクンと疼く。

「あなたのアレが私のお尻を叩いてる…」

密着しているものだから草薙の手は葉子の身体に触れてしまう。
自然に片手は乳房を、そしてもう片方は股にあててしまっていた。懐かしい葉子のボディに触れる手の動きは、葉子をすぐに心地良くさせていた。

「んっ！気持ちいい…」

「僕も気持ちいいよ」

拒まないかな？と恐る恐る指が葉子の割れ目をなぞる。
乳房も最初は撫でる程度だったが、すぐに指に力が入って乳房を揉んでしまった。

「あなた上手だわ。私をとても気持ちよくさせてくれる…
あなたと恋人だったというのもわかる気がするわ」

「葉子…」

葉子は後ろを振り向き草薙と唇を重ねた。
すぐさま彼の口の中へと舌を入れ、彼の舌に重ねると絡める。
互いの唾液が交じり合い音を立てながら唾液の雫は顎を伝い、葉子の柔肌の上を滑ってゆく。