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愛の笛
第8章 衣笠夫妻に招かれて
大胆にも充希はズボンの小さな小窓からペニスを引っ張り出します。
テーブルの下で対面からは見えないとはいえ、
向かいには衣笠と彩佳が座っているんですから
こんな状況で勃起するはずなどあり得ませんでした。
なのに、充希はそっと手をおちんちんに近づけて触ってくる。
そんな状況に興奮するのか、充希は草薙のフニャチンをニギニギしてくるものだから、我慢できなくなって大きくなってしまう。
充希の指が回らないほどにギンギンに勃起すると、充希はハアハアと息を荒くして草薙の目を見つめて固まってしまった。
アルコールの酔いに任せて、対面に自分の夫と親友の彩佳がいることさえ忘れて、充希は「お、大きい!」と、はっきり言葉にして口にしてしまった。
テーブルの下で妻の充希が大胆な行為をしていることに薄々感じた夫の衣笠が草薙の顔を見てニヤっと笑って話題を変えて話しを続けてゆく。
4人が4人ともベロベロと言っていいほどに酔っ払ってきた。
話題が尽きて静寂が訪れると、
その静かさに耐えきれぬように「あ!そうそう!面白いDVDがあるんだけど観ないか?」と言ってきた。
衣笠がオーディオラックから一枚のDVDを取り出すと、
「えっ?あなた!まさかあれを二人に観せちゃうの?」と充希が焦りだした。
「まあ、いいじゃないか!酒の席の余興って奴さ」と、
DVDをプレーヤーにセットした。
草薙が隣に座っている充希に「なんのDVD?」と聞くと、
彼女は顔を真っ赤にして下を向いてしまった。
「まあ、観るとわかるよ」と、鼻息も荒く、衣笠はリモコンの再生ボタンを押した。
テレビ画面にどこかのホテルの一室が写し出された。
調度品などから推測するに、おそらく海外のホテルの一室だとわかる。
「止めてよ!悪趣味だわ!」
充希はテレビ画面から顔を背けて画像を見ないようにしている。
やがて、音声が聞こえ始めて『僕たちが夫婦になって始めて向かえる一夜です』と、やや緊張気味の衣笠の声が流れた。
「これって…もしかして新婚旅行のビデオ?」
興味など無さそうにしていた彩佳が、俄然ノリ気になって、テレビ画像に釘付けになった。
四人は画像を見ながら口数が少なくなってゆく。
何故ならば、画像には艶かしい下着姿の充希がベッドに横たわっていたからだ。

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