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愛の笛
第9章 再び海外へ
射精を終えた草薙のペニスは急激に萎えてゆく。
そして美穂が排泄するかのように尻の穴からペニスがズルリと抜け落ちた。
おまんこがヒクヒクして、一発目に放出した精液が流れ出し、
アナルセックスの余韻でポッカリと開いた尻の穴からもダラダラと精液が流れ出した。
前の穴と後ろの穴から激しい情事の名残で美穂の股間は精液まみれになっていた。
満足した美穂は深い眠りに落ちてゆく。
草薙は体を起こすと大事な宝刀であるペニスをウェットティッシュで綺麗に拭い、身支度を済ませる。
寝顔の美穂の頬にチュッっとキスをして、
その裸体に草薙は深々と一礼をした。
「ありがとう美穂さん…
今度はまたいつ会えるかわからないけれど、サヨナラって辛いから何も言わずに行くね」
草薙は美穂のボロアパートを後にすると、
気持ちの昂りを静めるように深夜の都会をジョギングしながら彩佳が待っているであろう部屋に帰っていった。
汗が吹き出してきて、ジャージではないワイシャツが肌に張り付いて気持ち悪い。
おまけにスラックスも汗を染み込ませてかなり重く感じた。
彩佳の部屋に着いたのはうっすらと東の空が明るくなりかけていた。
部屋に入ると彩佳が爆睡している。
なるべく静かに草薙は、この部屋に転がり込んだ時に持ってきたトランクに身の回りのものをまとめて、最後に美穂に施したように彩佳の頬にキスをした。
そっと部屋を抜け出そうとした草薙に「やっぱり出ていくのね」と眠っていると思っていた彩佳が目を覚まして声をかけてきた。
「ごめん、起こすつもりはなかったんだけど…」
「今夜は帰りが遅かったから何かあったのかと思っていたわ」
「急に海外支援の話が舞い込んできたんだ」
「行くつもりなのね」
「ああ、今まで世話になってきて何も返せないままで悪いんだけど…」
「いつかはこんな日が来ると思っていたわ
他の女のところに行かないだけマシってものよね」
最後にもう一度だけ抱いてくれない?
そう言って彩佳は体を起こそうとしたが草薙はそれを制した。
「ごめん、時間がないんだ」
ここで彩佳を抱いたら旅立つのが辛くなるとわかっていた。
それに今回の渡航の話を蹴ったとしても、ずっと彩佳のヒモになって彼女を苦しませるだけとおもっていた。

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