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誰にも言えない回顧録
第2章 28歳 大学職員

28歳 大学職員の独白
社会人になる直前に味わった体験をお話しします。
生まれも生い立ちも人とは違った背景を持って過ごしてきた私。
その中で誰にも言えないような淫らな経験をし、そのせいで拭いきれない性癖を抱えることとなりました。
でもそれは生涯自分の胸にしまい込んで生きていくつもりで、ひた隠しにしていました。
それがある時、思いがけない形で蒸し返されることになります。
ひた隠しにして、すっかり手放してしまったつもりでいた自身の願望と再び向き合ってしまうことになったのです。
これから先の人生をどう歩いていけばいいのか。
再び心に蓋をして今度こそもう二度と味わうことはないと自分に言い聞かせている日々の中。
また思いがけない巡り合わせがあるかもしれない、悦びが待っているかもしれない、と秘かに願っている自分を抑えられずにもいます。
正直にお話しすることで少しでもこの苦しい気持ちを紛らわせることが出来たら、と願っています…
社会人になる直前に味わった体験をお話しします。
生まれも生い立ちも人とは違った背景を持って過ごしてきた私。
その中で誰にも言えないような淫らな経験をし、そのせいで拭いきれない性癖を抱えることとなりました。
でもそれは生涯自分の胸にしまい込んで生きていくつもりで、ひた隠しにしていました。
それがある時、思いがけない形で蒸し返されることになります。
ひた隠しにして、すっかり手放してしまったつもりでいた自身の願望と再び向き合ってしまうことになったのです。
これから先の人生をどう歩いていけばいいのか。
再び心に蓋をして今度こそもう二度と味わうことはないと自分に言い聞かせている日々の中。
また思いがけない巡り合わせがあるかもしれない、悦びが待っているかもしれない、と秘かに願っている自分を抑えられずにもいます。
正直にお話しすることで少しでもこの苦しい気持ちを紛らわせることが出来たら、と願っています…

