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クルマオタクのスワッピング
第1章 クルマオタクのスワッピング
いよいよ決行の日。
その日、夕暮れが迫る時刻に、オレと香澄は本木先生の別荘に到着した。

温泉付きのログハウス風別荘だ。
都会の喧噪から離れた静かな森の中に、別荘が点在している。

キッチンは小振りだが居心地のいいリビングとつながっている。
洋風の作りだ。

その隣は広い寝室。

大きな鏡があった。
この鏡は、マジックミラーなのだ

鏡の向こう側に小部屋があって、時間まで本木先生と真智子さんが隠れているはずだ。

さっそく持参した食料で簡単に夕食を作る。
ワイングラスを傾け、ゆっくりと夕食を楽しむ。
静かだ。

「今日は中でいいよ」

と香澄が言う。

生理前なので、中出しオーケーという意味だ。
それに、生理前なので香澄の性欲が高まっている。

ワイングラス片手に、トロンとした眼でオレを見ている。
メスになった眼つきだ。

こんな時の香澄は、どきりとするほど色気がある。

オレは、香澄の顔を見ながら、あらためてイイ女だなと思った。
香澄を渡したくない思いと、香澄が先生の手でどんな反応をするのか?
その好奇心にオレの胸は高まる。
真智子さんの肢体がチラリと頭をよぎる。もうドキドキだ。

そろそろ寝ようか?

オレが言った。
まだまだ早い時間だ。
でも、オレも香澄も、行為を待ちきれなくなっている。
ちょうど本木先生と約束の時間が近づいてきた。

本木夫妻は、鏡の奥の小部屋でスタンバイしているはずだ。
オレは立ち上がって、香澄に
「寝室に行こうよ」
と言う
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