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クルマオタクのスワッピング
第1章 クルマオタクのスワッピング
先生の長くて細い指が、香澄の乳房に食い込む。
丸く大きな盛り上がった乳房を、鮮やかな手つきで揉んでいく。

先生の指の動きを見ながら、オレは先生のステア・リング操作を思い出した。
いつも助手席から見て、なぜか、エロチックと感じていた。
鮮やかな、ハンドル操作。

きついカーブを加速する時、先生はわざとアクセレレーターを強めに踏み込む。
ドリフトを楽しむためだ。

ターボ車とは思えない、エンジンのレスポンス。メカチューンされたように敏感に反応する。

265、40扁平という信じられないほど太い後輪がパワーに耐えかねて、その瞬間ブレイクする。
その時、ステアリングを押さえる力を緩めると、一瞬にしてステアリングは勝手にカウンターを当てる角度に回転する。
それを適度に修正しながら、駆け抜けていく。
ビッグパワーのFR車を操る歓びである。

ビターボのMOMO社製4本スポークのレザー・ステアリング。
中央のホーンボタンは、誇らしげにチューナーのエンブレム。
それをエロチックに操作する先生の細くて長い指。

最愛の香澄の乳房が揉まれている時、オレはぼんやりとそんなことを考えていた。
先生の手にかかれば、どんな車もフルにその潜在性能を引き出される。

エクゾーストノート(排気音)とエンジン回転が高まる音。

パワーを絞り出す直列6気筒。切なそうに回転が高まる。

車のパワーと同じように、オレの香澄は先生から快感を引き出されるのだろうか…?
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