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クルマオタクのスワッピング
第1章 クルマオタクのスワッピング
結局、オレは本木先生(正確に言うと本木夫妻)の提案を受け入れた。

心配は、香澄にはサプライズと言うこと。
びっくりした香澄が、スワッピングを受け入れるかどうか…
これが、一番心配されるところだ。

本木先生夫妻とオレでスワッピングの話が進んでいる。
香澄は知らない。

スワッピングの話を切り出した時、香澄は同意してくれるだろうか?

その日、スワッピングの前に、まずはオレが努力して香澄が性的に興奮した状態にすること。
そして、香澄に性感のスイッチが入った状態でスワッピングの計画を打ち明ける、ということになった。

その時は真智子さんが香澄を説得する…という計画になった。

真智子さんはピルを服用している。
「拓也君は、中で射精でいいよ。コンドームは必要ない」
と本木先生は言った。
それを聞いて、オレは興奮で頭がクラクラした。

2週間後の土曜日が決行日。
きっちり生理が来る香澄は、この日は生理前で安全日だ。
場所は先生の温泉付き別荘と決まった。

オレは香澄を誘った。

「先生の別荘を使っていいそうだよ、
人里離れた温泉付きのログハウス
食料を買って泊まりに行こう…
別荘までのドライブも楽しみだね。」

何も知らない香澄をだますようで、オレは心が痛くなった。
しかし、それ以上に、新しい体験に心が躍っていた。
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