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正義と道徳のアクメ
第1章 とても言葉に出来ない箇所に彼女の舌が這い回ってるんだ!
 俺が二十七歳になった翌日の午前二時ごろのこと。
「あぁん、動いちゃダメですって…」
「うぉっ!ちょっ…そ、そんなところまで…」
「あーっ…ヒクヒクしてる…もしかして感じてくれてるんですか?」
「そんっ…あうぅ!な、何をして…あぁぁっ!」
「うふふっ、可愛い…」
 こんなつもりじゃなかった…という以上に、思ったのと全然違った。あと、こういうのはもっとさっさと終わるものだと思っていた。
 俺は訳あって都内某所の有名立ちんぼエリアで女を買い、薄暗いラブホテルのベッドの上でなすがままに身体に舌を這わされていた。
 身体───などとぼやけた表現をしたが、具体的には…
「お尻の穴が感じちゃうなんて、お兄さんって変態さんですね…!」
「そ、いや…そんなこと頼んでな…うっ…うあぁっ…!」
「ふぅん…でも腰、浮いちゃってますよぉ?うふふっ…」
「あっ!待っ…それはぁっ…」
とてもじゃないが言葉に出来ない箇所にうら若き女の舌が這い回っていたんだ。
 女性とデートはおろか日常会話すらロクにしたこともない俺にとって、これは異世界がすぎる。想定外がすぎる。
 だが、少しづつ状況を俯瞰する冷静さを取り戻すとともにある疑念が湧き上がってきた。今、俺の汚い所を懸命に舐め回しているこの女に先刻、路上で声をかけた場面を思い起こす。
 何でこんな綺麗な女があんな場所に立って、こうして見知らぬ男にとんでもないサービスをしているのか…?公園の前にズラリと並んでいた薄汚れた女どもとは、明らかに一線を画すこの女が。しかも俺はたった一万五千円しか払ってないんだぞ?これは幻じゃないのか?実は全く別の女とホテルに来てるんじゃないのか?
 俺は無理やり顔を持ち上げ、股ぐらに喰らいついている女の小さな丸顔を見下ろした。この部屋の闇を薄くかぶっているものの、第一印象と変わらぬあどけない猫目で俺を見上げ、顔に対して少し大きな耳を赤く染めて俺の汚い箇所に鼻から下をうずめている。
 ところで、「綺麗な」というのは容姿が整っているというだけの意味じゃない。真っさらな桐箱から取り出された人形のような清廉潔白さ、清純可憐さといった、育ちの良さが女の全身から滲んでいたから思ったことだ。とても取り繕って醸し出せる綺麗さではない。
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