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Memories of 1994 露出少女A
第1章 出会い
一緒に来ていた他の女児は「マサル学院」の塾生ではなかったと思う。少なくとも、俺の記憶にはない小学生だった。

服装からしても、この子は、親が受験を考えていて、普段の服装も、将来に備えて、それらしい服装をさせているのかもしれないと思った記憶がある。

模擬店には多数の大学生がいたが、そのグループの担当は、誰もしたくはないようだった。それはそうだろう。大学生にとって、小学生のグループなんていうのは、対象外。ガキの対応なんてしたくはないというのが本音だった。

顔見知りがいるというだけで、俺は、その対応を買って出た。誰も反対はしない。というより、厄介払いできたという雰囲気だった。

そんななかで、俺はチョコバナナを女児たちに勧めた。チョコリンゴは、俺たちの知識不足で、シロップ漬けなどを串に刺すべきだったのに、そのまま切っただけのリンゴにチョコレートを掛けたために、硬かった。サクッという食感は悪くはないのだが、その食感で、コーティングしたチョコレートが割れて、剥がれ落ちるという惨事になっていた。

女児は、俺のことを覚えていた。100円と交換に手渡すときに、

「先生、わたしのこと覚えている?」

と、聞いたからだ。名前は憶えていなかったが、

「塾生だよね」

と、だけ俺は答えた。頷いた女児は、

「雨宮です」

と、話した。聞いていた同じサークルの男子学生が騒いだ。

「雨宮?」

と、そう、その名前は当時、人気だっ某局のアナウンサーと同じ名字だった。と言っても、雨宮という名字が一緒なだけだったが、雨宮という名字自体が希少価値があったから驚かれるに十分だった。

「うん、路子」

と、名前も俺に伝えた雨宮路子。名前も「子」は同じだったが、当時は、「〇子」「○○子」は、今ほど少なくはなかったから、誰も反応はしなかったが、雨宮という名字は後で知ったが、山梨県や東京都、神奈川県に多い地域限定に近いような名字で、当時、俺が通っていた大学には一人もいなかっただろうし、サークルのメンバーも友人知人にも「雨宮」姓はいなかった。
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