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火照るあなたの横にある小説
第1章 明かりのむこうに
澪は上体を起こし、棚の隅から一冊の詩集を取った。

「これ、あの夜あなたが読んでくれたやつ…」

ページを開き、指先で詩行をなぞる。

――やわらかな声が、わたしの傷を溶かしていく――

灯は、澪の肩に頭を預ける。
その静けさは、ふたりだけの時間にしか流れないもので、
胸の奥にあたたかなものが灯った。

ぬくもりは、肌よりもずっと深いところで、
名もなき感情となって積もっていくのだった。
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