この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
火照るあなたの横にある小説
第2章 触れ合う温度
部屋に入るなり、藍はスニーカーを脱いで、濡れたシャツの裾をつまんだ。
「着替え、借りてもいい?」
「あ、うん。そこの引き出し、上の段……」

何年たっても、藍は大胆だった。
ブラのホックを外す指先。すっと浮かんだ背骨のライン。
千景は思わず背を向けたけれど、胸の奥がざわついた。

「ちかげはさ、まだ誰とも寝てないの?」
急に聞かれて、心臓が跳ねた。
「……なんで、そんなこと」
「だって、手ぇつなぐだけで真っ赤だったじゃん」

からかうように笑いながら、藍はそっと背後に近づく。
「じゃあさ、教えてあげよっか。都会流の、甘いやつ」

千景の肩に唇が触れたとき、世界がくるりと反転したようだった。
/26ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ