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レッスンの仕方が間違っている!
第11章 3次審査当日
「へぇ、ここがお前の家か。マジで学園が近いんだな。つーか、見えるしっ。」
「……」

 どどどどうしよう……!!
 此処に2人きりっ!?
 無理だよ。
 死にそう……
 あのクスリの峠は越えた気がするけど。
 我ながらよく頑張った。
 でも、鼓動は……

-ドクンドクン・・

「わぁっ!」
「椿今日は何でそんなムラムラしてんだ?」
「してないっ……はぁん、ァぁッな、に触って……」

 背後から急に抱き付かれ、そのまま仰向けに2人重なって倒れる。
 服の上から胸の突起を愛撫でされる。
 首筋に功の吐息がちょうどあたる。
 椿は功の上で羽交い締めにされたまま動けない。
 功は椿の首筋に手を持っていくと、眉をしかめた。
 椿から彼の表情は見えないが、明らかに殺気だったものを背中ごしに関知した。

 ヤバい、駄目だっ!

「……ビリッ」
「痛ッ」

 首筋の絆創膏が勢いよく剥がされた。

 どうしよう!
 今度こそ本当にどうしよう……!?

「ぁあの、功?もう、大分、体調も落ち着いてきたし……ってんんっ!?」


 首筋の痕の辺りを功が強く吸う。

「功ッ痛ぃって、ねぇ……」
「上書き。」

 上書きぃ!?
 は?
 なっ!!
 それって……
 恋人みたいじゃん。
 馬鹿。

「は、恥ずかしいよ!こんなとこに痕なんて!!」

 あぁ、もう手遅れかも。
 ちょっと嬉しい、とか……
 うわーーーっ!
 だけど、功にそんなこと知られたら恥ずかしさで死ねる。

 そんなことを思いながら、椿は更に濃くなって、ヒリヒリ痛む痕を人指し指で押さえた。
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