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レッスンの仕方が間違っている!
第3章 2次審査当日
 そんな功の方を、心配そうに椿は見ていた。

 新曲・・・・・・昨日LIVEで楽しそうに踊ってたよね。
 なんであんな辛そうなんだろ。
 もうそろそろ前奏が終わってAメロに入るけど……
 でもKOUはプロだもんね。
 僕だって負けらんない。
 まだ3次があるんだ。
 今は楽しまなきゃ!

 気を取り直して自分も踊る体勢になる。

 なんかいつものKOUじゃないみたいだけど、ダンスは人を楽しませる為にあるんだよね!!
 だったら僕等が楽しまなくちゃ!

 ダンサー逹はすでに隅に移動していて、中央には椿と功だけが残った。

「おい、そこの!邪魔になるから下がれ。」

 ダンサーの1人が中央に向かって叫んでいた。
 が、椿は自分のことだなんて露知らず。
 観客もざわつき始める。
 辺りにはストリートとは関係無い、KOUのファンも集まり始めている。
 だが功には周りの声なんて耳に入ってなかった。
 ただ音を待つのみ。

『jump.let me see!!』

 ……Aメロに入る!

 もう2人の耳には音楽の音しか聴こえなかった。
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