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レッスンの仕方が間違っている!
第7章 3次審査まであと4日
「あ~ぁ。椿があんまりにもエロいから興奮しちゃったよ。」

 椿は益々顔を赤くした。 腰に当たるモノから、脈々と打つ男の鼓動も読み取れる。
 しかし男が冷静で鼓動も正常なことに椿は腹が立った。

 自分はこんなに掻き乱されてるのに……!!

「歌わないの~?」
「司が邪魔してるんだ……っはぅ……ぁあぁんっっ!!」

 汗ばんだTシャツの上から胸の突起を啄まれ、悶える椿。
 いつの間に司は前に居た。
 司の唾液で濡れたTシャツには、点と一ヶ所だけ生地の色が変わって蕾が成る。
 蕾は卑猥な音をたて次第に大きな花を咲かせる。

「グチュッ……ヌチュちゅぱっ……ぁん!や……ぁ」

 歌えない……
 歌わせて貰えない。
 熱い。
 熱いっ……
 しゃぶらないでっ、頼むから……勘弁して。
 お願い……歌うからっ。

 マイクに向かって椿は必死に声を飛ばす。

「今ぁだけぇんっん……はッぁ……っんッ!?」

 手が……ぁ
 やだ!!
 こんな……
 握ら、ないで……ンッ
 可笑しくなるっ……ぁあ

「あ~。お口が止まってるよ?椿はやらしい子だな~握られたくらいで……こんなに」


―ギュッ


「あぁッ!?ダメ……だ…よそんな‥っとこッ!!ぃッぁああん!!ぁっは……ッ」

 既にジーンズの上から握られたソコは反り勃ち、締め付けられて苦しそうにしている。

 何でだよ!
 いや、なのに……!
 こんなことされて
 いやなのにっ!!
 身体がっ勝手に……

 反応…してッッ!



―ビクンッ……


 あ……


「!!」

「ガタンッ」

 椿はとうとう床に崩れ落ちた。
 テーブルを片手で掴んで体勢を立て直そうとする。

「こっからが本番なのに。」

 司は怯える椿を見下ろしてニヤリと笑った。

 やだ……
 何で?
 何されるの!?
 恐い!!

「何で?って顔してるね。教えて欲しい??椿の秘密。」

 僕のっ??秘密……?
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