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幸せのカタチ
第17章 お誕生日

そう言うとお互い笑ってしまったのだ。
この日、お昼にはお祝いにデリバリーのお寿司を頼むことにしていた。
雅紀が我が家に着て早々と銀のさらに電話をしてお寿司を頼んだのだ。
40分くらいで届けてくれると言っていた。
その間、私たちはお喋りをした。
私はスカイツリーでのグランピングBBQの事を聞いてみた。
「シゲちゃんとケンちゃんが還暦祝いしてくれたのね?」
「うん、してくれたよ、凄く嬉しかった…」
「支払いも二人がしてくれたの?」
「え?それがさ、支払いは父さんがしてくれって言われたんだよ…」
そう言うと雅紀は笑っていた。
「で、その支払いっていくらだったの?」
「14,000円くらいだったかな?」
「3人で14,000円くらいで手ぶらでBBQ出来るのね?」
「そうだね、安いと言えば安いかもね…」
私はそれを聞いて自分も行って見たいと思ってしまう。
BBQなんて何十年もやったことがなかったからだ。
「私もグランピングのBBQ行って見たいわ…」
「そうだね、横浜にもあると思うから探してみるよ…」
「ありがとう、愉しみだし嬉しいわ…」
「これから先は、沢山愉しい事を探してやって行こうね…」
「うん、ありがとう、嬉しいわ…」
私はそれを聞くととても嬉しく感じたのだ。

