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ーasahiー
第4章 ふたり


「良く解さないとな」



指にローションを垂らし硬く閉ざされた蕾に塗る。
触れる度に呼吸をする蕾は
物欲しそうにしていた。



「暫くさわってあげなかったからな
時間をかけて…ゆっくり…広げてやるよ」



中指の先を滑らせるように侵入させ
第一関節まで入ると左右に回転させる。



「ンーッ…ッ…ァ…ハァ…」



「きついな…」



修のあえぎ声が変わる
さっきよりも快楽に溺れだしている証拠…
その声により興奮する。



なんどもローションを足し
中指がスムーズに入るように
出し入れを繰り返す。

抜く時になるとキュっと締まりが良くなる。
修は無意識のうちに気持ちよくなるよう
身体がそうする事を覚えていた。




「抜く時が好きなんだよな
でも…ここも…だろ?」



中で指を折り曲げ腸壁を傷つけないよう
指の腹で刺激を与える
何度も何度も狙ったポイントを攻める。




「アァァ…ッァァ…や、やめ…ンック…フッァァ」



腰をらしながら
反り立つソレをソファの背もたれに
擦り付けている修。



「これだけでイクなよ」



指を増やし中で音が出るようにかき混ぜる。
身体を反らせ半開きの口は
途絶え途絶えに声を発した…



「アッッ…ヤァ…イッ…ク…」



この顔が見られるのは俺だけだ…
こんなにもいやらしく…
艶やかな表情…
誰にも見せたくない…




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