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ーasahiー
第10章 ライバル
「指入れたくなってきた?」
顔を左右に振り否定する。
まだ羞恥心が残っているせいか
素直にならない。
「じゃぁ、止めましょうか」
手を離しそう言えば…
「意地悪か…?」
「だって嫌なんでしょ?
修の嫌がる事はしたくありません」
「っ…は、恥ずかしい…だろ」
うなだれるようにして俯き
完全に立ってしまっている自身を
見つめながら
「練習するんじゃなかったのか」
「じゃあひとりでしてみて」
「なっ…っ」
「俺を誘ってみてよ」
言われるがまま自身を握り
ゆっくりと扱きはじめる。
息があがり仰け反らせた顔が
俺の肩にもたれかかる。
思わず、いや…耐えられず唇を合わせた。
「名前呼びながらして
もう意地悪しないから」
「ンッ、フッ…アァ…あ、さひ…ッ…」
何度も名前を呼びながら
次第に手の動きも加速していく。
既に絶頂へと走りだしていた…