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ーasahiー
第2章 企業説明会
俺は姉さんの家に行った時に聞いてみた
この気持ちは何か確かめたくて…
「気になった人がさ
他の奴にしない表情を
特定のやつにだけ見せるのを見た時に
悔しいな…って思うのって何?」
「は?旭好きな人でもいるわけ?」
「いや違くて…」
「悔しいの内容にもよるんぢゃない?」
「俺もその表情みたいって…」
「あぁ…それ、恋ぢゃん」
ニタァと不気味な笑みを作り姉さんは言う。
「でも初めて見た人だし」
「そーゆーのを一目惚れって言うんぢゃん
旭一目惚れしたんだよ!その子に」
子…ぢゃねーけど…
言えないしな…
「そこから始まる関係って…ある?」
恐る恐る聞いてみた。
「あるに決まってんぢゃん
恋に100%なんてないんだよ」
そっか…俺あの人に…
一目惚れしてたんだ…
急に恥ずかしくなった。